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第257回 G20の暗号資産規制は怖くない?、心理療法におけるとAIとブロックチェーン その2
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▼今回の記事
今回も、個人投資家が集まる「テレグラム」などのSNSで注目されている動きを紹介する。いよいよG20が暗号通貨の法的な規制の概要を出してきた。その概要を紹介する。また、「ビットコインミキサー」というツールがすごく注目されている。それも紹介する。
▼下落しているビットコイン
先週から今週の5日間、ビットコインは緩やかな下げに転じている。5日間で1.91%の下落だ。現在320万円前後で取引されている。この原因は、ビットコインとの連動性の強いナスダック、そしてダウが下落しているからだ。両者の相場に引っ張られる形でビットコインも下げている。ただ、過去5日間のナスダックとダウの下げ幅がそれぞれ3.25%、2.55%であるのに対し、ビットコインは1.91%の下落なので、下げ幅はビットコインの方が小さい。
また、下落のもうひとつの背景は、特に中国とアメリカで暗号通貨業界に対する規制の監視が強化されていることだ。このため、投資家の間で不確実性が高まり、ネガティブな感情が高まっているのが原因だ。
さらに、最近の市場の不安定性と経済の不透明感も、ビットコインの価格下落の一因となったようだ。また、一部のトレーダーや投資家が、利益を得るため、あるいは市場へのエクスポージャーを減らすために、保有しているビットコインを売却していることも下落の一因になっている。
しかし、現在の下落にもかかわらず、下に紹介するデータから見て、ビットコインの相場では楽観的な観測が成り立つことを示している。
●データが示す楽観姓
いつも掲載している世界の取引所におけるビットコインの流入量(買い)と流出量(売り)の割合は次のようになている。
先週
・流入割合 70.13%
・流出割合 28.03%
・予想価格 2万4120ドル~2万5188ドル(約315万円~329万円)
今週
・流入割合 63.23%
・流出割合 32.76%
・予想価格 2万3490ドル~3万6427ドル(約314万円~488万円)
いまの流入(買い)と流出(売り)の割合を見ると、流入量が勝っているものの、先週よりも流出量の割合は増えている。ただ依然としてビットコインは上昇傾向だ。いまは下落していても、今後また上げてくる可能性が高い。
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