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【高校数学】読むだけでわかる!共通テストの考え方 vol.874
≪2023年 数1A 第2問[2]≫ 2023/2/28
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目次・・・■ 問題 ■ 解説目次 ■ 解答・解説 ■ 公式 ■ 解答一覧
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■ 問題
2023年共通テスト数1Aより
第2問
[2] 太郎さんと花子さんは、バスケットボールのプロ選手の中には、リングと同じ
高さでシュートを打てる人がいることを知り、シュートを打つ高さによってホールの
軌道がどう変わるかについて考えている。
二人は、図1のように座標軸が定められた平面上に、プロ選手と花子さんが
シュートを打つ様子を真横から見た図をかき、ボールがリングに入った場合に
ついて、後の[仮定]を設定して考えることにした。長さの単位はメートルであるが、
以下では省略する。
図はこちら→
http://www.a-ema.com/img/center2023math1a22.png
┌[仮定]―――――――――――――――――――――――――――――――――┐
|・平面上では、ボールを直径0.2の円とする。 |
|・リングを真横から見たときの左端を点A(3.8,3),右端を(4.2,3)と|
| し、リングの太さは無視する。 |
|・ボールがリングや他のものに当たらずに上からリングを通り、かつ、ボールの|
| 中心がABの中点M(4,3)を通る場合を考える。ただし、ボールがリングに|
| 当たるとは、ボールの中心とAまたはBの距離が0.1以下になることとする|
|・プロ選手がシュートを打つ場合のボールの中心を点Pとし、Pは、はじめに点|
| P0(0,3)にあるものとする。また、P0,Mを通る、上に凸の放物線をC1 |
| とし、PはC1上を動くものとする。 |
|・花子さんがシュートを打つ場合のボールの中心を点Hとし、Hは、はじめに点|
| H0(0,2)にあるものとする。また、H0,Mを通る、上に凸の放物線をC2 |
| とし、HはC2上を動くものとする。 |
|・放物線C1やC2に対して、頂点のy座標を「[シュートの高さ]」とし、頂点の|
| x座標を「[ボールが最も高くなるときの地上の位置]」とする。 |
└――――――――――――――――――――――――――――――――――――┘
(1) 放物線C1の方程式におけるx^2の係数をaとする。放物線C1の方程式は
y=ax^2-[キ]ax+[ク]
と表すことができる。また、プロ選手の「[シュートの高さ]」は
-[ケ]a+[コ]
である。
つづく
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