メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:3月の内外の株式市場は混乱や波乱に要警戒!!~アメリカ経済はノーランディングかハードランディングか?

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/02/28
    • シェアする
「パウエルFRBによるインフレ退治」はほぼ8合目付近まで来 ています。ところが、「総仕上げの残りの2合分」を目指す今こそ が、金融政策的には「最も難しい時期」に差し掛かっていると指摘 できます。 ここに来て、経済学者や有力なエコノミストの間では、「パンデミ ック後のアメリカ経済には大きな構造変化が起きていて、アメリ カ経済の適正なインフレ率は3~4%あたりに上昇している。」 「そんな中で、FRBが強引に2%のインフレ目標を達成しようと すれば、アメリカ経済が深刻な不況に陥ってしまう。FRBは2% のインフレ目標を目指してはいけない」とする見方が急速に台頭 しています。 これは、「2%インフレの着地点」は「無し」の「ノーランディン グ」シナリオです。 言い換えると、「ノーランディング」シナリオとは、今後のパウエ ルFRBは、表向きは「2%のインフレも目標」を掲げながらも、 経済のハードランディングを回避するために2%インフレ目標を 実際には目指さず、こっそりと「3~4%の高めのインフレ」を受 容してゆくというものです。 「高めのインフレ」は、本来ならばアメリカ株式市場にはおおむ ね好材料のはずなのですが、慢心は禁物。 なぜならば、アメリカの債券市場のほうは未だに「アメリカ経済 ハードランディング」の「悲観的なシナリオ(逆イールドカーブ)」 を織り込み過ぎているからです。 債券市場が「悲観シナリオ」から「ハードランディング無し」の 「楽観シナリオ」へとダイナミックにシフトしてゆく過程で、ア メリカ債券市場は「混乱」に陥ることでしょう。 長期金利は急上昇して、アメリカ株式市場も調整するでしょう。 その反対に、パウエルFRBが「2%インフレ目標」達成に固執し て、政策金利を必要以上に引き上げ続ける「ハードランディング」 のシナリオの可能性も残っています。 この場合は、アメリカ株式市場は年後半に大幅調整へ。  

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)