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渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
第4550号 令和5年2月28日(火)発行
発行部数 11,471 部
【再録】シャープ創業者早川徳次の「五つの蓄積」
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【再録】シャープ創業者早川徳次の「五つの蓄積」
創業スクールや東北大学の講義などで、
経営史の話をしたりもするのですが、
シャープの創業者、早川徳次の子供のころからも含めた創業人生は、
しばしば引用しています。
詳細は、過去のメルマガに譲りますが、
早川は「五つの蓄積」が大事であるということを述べています。
経営とは、五つの蓄積である。
以下に引用します。
1、「信用の蓄積」は最も大切なことであり、
人生の幸・不幸の分かれ道は、「信用」があるかないかで決まる。
その「信用」の根本を為すものは“誠実”であり、
日頃から全ての点で「誠実」を念頭において行動しなければならない。
2、「資本の蓄積」があってこそ、チャンスに挑戦することができる。
また、「資本の蓄積」は、会社の「信用の蓄積」にもつながる。
さらに、体もまた「資本」であり、「健康の蓄積」も決して忘れてはならない。
3、「奉仕の蓄積」は、世の中に感謝をお返しすることである。
まず良い品を安くサービスする。
社員に報い、適正配当で株主にお返しをし、取引先に良くすることである。
さらに広く、公共福祉のために奉仕することも忘れてはならない。
4、「人材の蓄積」は、自分自身が人を育成するところから始まる。
良い人材を一人得れば、次々に良い人材とのつながりが開け、
類は友を呼び、多数の優れた人材が自然と集まるようになる。
5、「取引先の蓄積」は、事業の将来の保障につながる。
自分だけが利益を得ようとはせず、利益がある時はお互いに儲け、
儲からない時は相談して相手に迷惑をかけないように工夫することが大事。
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