▼▽▼ Vol.431
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佐高信の筆刀両断~文鮮明の野望~
2023/3/3
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◆目次
1・筆刀両断 文鮮明の野望
2・会えなかった人(57) ピンポン外交の立役者、荘則棟
3・雑記
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1・筆刀両断 文鮮明の野望
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去年の秋に送ってもらっていながら、
遅ればせに読んだ中村敦夫の『狙われた羊』(講談社文庫)が
統一教会のおぞましさをテーマにして実にわかりやすかった。
これはおよそ30年前に出た小説の緊急再刊である。
ニュースキャスターで参議院議員をやった中村は
1993年にテレビで統一教会を批判して名誉毀損で告訴された。
合同結婚式が問題になっていたころである。
弁護士やジャーナリストと反論の記者会見をしたが、
「ややこしい団体だから触れない方がという空気が一般的」だったのに
我慢ならなかったのである。
議員になって、
統一教会が自民党の議員に秘書を派遣していることなどを追及した。
しかし、いつのまにかマスコミも取り上げなくなり、中村によれば
「統一教会はより目立たないよう、深々と政治に入りこんでいった」という。
「3ジジ放談」の最年長ジジ、
平野貞夫からもらった「文鮮明機関」についての
「米下院フレーザー委員会」の報告書を読んでも、慄然とする。
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