日本の輸出に逆風
「コロナ感染縮小でも製造部門は低迷」
長らく経済の足かせになってきたコロナの感染拡大も、ここへきて明らかに縮小、法的位置づけの見直し、マスクの着用規制弾力化も予定されています。その中でサービス部門にもようやく光がさしてきましたが、その一方で製造部門の低迷が続いています。生産は昨年10-12月期に前期比3.0%の減少となった後、この1月も前月比4.6%の減少となりました。1-3月でも前期比続落の可能性があります。
半導体などの部品制約が長引き、自動車や電気製品の生産が制約を受けていますが、国内の半導体増産体制を進めながら、まだその成果には結びついていません。北海道に新たな半導体工場を建設しようとしていますが、完成までに時間がかかり、供給体制の整備に目が向いているすきに、海外の需要が弱くなってきました。日本の輸出には世界貿易の縮小が新たな足かせになりつつあります。
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