というかそもそもぼくは天中殺以前に占いも、あるいは宗教的な=スピリチ
ュアルな意味における「天」などという概念とは距離を置いておりますか
ら、メルマガに何を書いたらいいかどうにも思いつかない、という目先の事
情を天中殺のせいにしようなどというラクチンな言い訳に飛びついて良かろ
うわけがないのであって、そのような事情がありますので天中殺云々ははっ
きりここで否定しておきたい。そんなものはないし、「運気」やら「天」な
どというものは、たとえ主観的にそのように感じられる瞬間があったとして
も、それは我々の高度に発達した脳がランダムな事象の間に関係性を見出す
傾向があるためで、それ自体は素晴らしい能力ではあらいますが、こと「運
命」だとか「運」だとかギャンブルだとか、そういうあれこれについて
「も、もしかして意味とか関連があったりして」などと思い悩むのは、言っ
てみれば錯覚の一種だと思います。視界の端っこの影が幽霊に思えたり、葉
っぱの写真のランダムな影を見て心霊写真だと思ってしまうのと似たような
ものです。ちなみにさっき「我々の高度に発達した脳が」と書きましたが、
関係のないところに関連性を見出してしまう性向はそこまで高度な機能では
なくて、たとえば鳩なんかも同じような行動をとります。
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