3月5日の日曜日、朝11時から東京MXテレビで国民的アイドルグループ「ももいろクローバーZ」さんがインフラ戦士として大活躍する、本邦初のアカデミック・インフラ・バラエティ「ももいろインフラーZ」の特別番組の第二回目が放送されました。その直後には、番組内容をノーカットでお届けするオフィシャル動画が配信されました!(
https://www.youtube.com/watch?v=IalpvbVdJM4&t=2524s)
この番組は4月からは、隔月のレギュラー放送されることも決定したのですが、今回の放送は、それに先立つ特別番組として放送されました。で、今回のテーマは、インフラの王様、とも呼ばれる『道路』がテーマ。今日は、この番組が、一体どういう経緯で放送されるに至ったのかをご紹介したいと思います。そしてそれを通して、皆さんにも是非ご視聴いただき、その上で回りの方にも是非徹底的に拡散いただきたいと、思っています。それが、日本の凋落を何とか食い止め、再生させて行く事に必ず繋がる、と考えているからです。
まずは是非下記、ご一読ください!
……
この番組は、道路や鉄道、ダムや堤防といった「インフラ」の必要性を幅広く国民に理解してもらい、それを通して、この民主体制の中で、政治・行政がインフラを「適切」に整備していくことを進めてもらいたい……という『思い』『願い』に基づいて作成され、放送されるに至ったものです。
なぜそんな思いや願いがあるのかというと、必要な道路や新幹線がないからこそ、疲弊し続けている地域が全国各地にあり、必要なダムや堤防がないからこそ、次の地震や台風で破壊される街々、命を失う人々が全国各地で夥しい数に上る状況があることを知っているからです。
『そんな地域や都市の疲弊や災害を回避し、人々の命を暮らしが危機にさらされている状況を何とかしなくてはならない、そしてそれが出来る力を持つのがインフラに携わる我々専門家(である当方や土木技術者、建設官僚達)である、にも関わらず手をこまねいて何もしなければ途轍もない「不作為の罪」になる。そんなのは犯罪のようなものだ……既に人や町を救う力を持っている我々には、人を救う責務があるんだ、だから、なんとかインフラを通して人々を救わねばならない』
と、考えているのです。
それはまさに(この番組でももクロさん達が『就任』しておられる)「インフラ戦士」と呼ぶべき存在です。それは以前のメルマガでご紹介した石碑に土木関係者が「平和の戦士」と書かれていた事と同じですね(
https://foomii.com/00178/20230221101443105847)。
そんな「インフラ戦士」にとってみれば、「コンクリートから人へ」等のスローガンで、インフラが徹底的にディスられ、挙げ句にあらゆるインフラ・プロジェクトが滞る事態は、我が身を斬られる程にツライ話となるのです。戦士にとって最もツライのは、戦に敗れ、守るべきものが蹂躙されてしまうことだからです。
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