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貞子第二メルマガ:「春の上昇トレンド」に乗った内外の株式市場~日本株式市場も「上昇トレンド」に乗ったのか?~

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/03/07
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今年1月までは、「アメリカの高インフレは一時的」という「新ト ランジット派」を中心に、「FRBによるピボットは近い!おそらく 3月」という楽観論に支えられて、アメリカ株式市場は上昇して きました。 2月に入ると、アメリカの雇用統計や物価統計などでサプライズ 的に強い内容が発表されました。今度は打って変わって「FRB の政策金利の引き上げは従来の想定よりもより高くより長く続け る」という悲観が台頭、アメリカ株式市場は下落してきました。 3月に入るやいなや、今度は「ノーランディング」シナリオが台 頭、「パウエルFRBは夏場にはピボットして、3~4%の高めの インフレを容認する」との楽観論が一部で芽生え始めましたが、 市場全体はこのシナリオを全くもって受け入れず、「ノーランディ ング」シナリオはメインシナリオにはなれませんでした。 貞子メルマガは、この「ノーランディング」シナリオで一時的に しろ「大きく横道にそれて」しまい、申し訳ありませんでした。 m(  )m  即刻、軌道修正します!!!! 引き続き3月に入っても、市場の懸念は、強い雇用に裏付けらる 「賃金上昇率の高止まり」と、この「賃金上昇率の高止まり」に裏 付けられる「インフレの高止まり」で、「パウエルFRBの政策金 利の引き上げはより高くより長くなるのではないか?」という点 にあります。 金利先物市場から読み取れる「予測シナリオ」でも、目下の所は 「ターミナルレートは5.25~5.50~5.75%、7月か9 月には利上げ停止(ピボット)、この高い政策金利はほぼ年内は継 続され、政策金利の引き下げは来年2024年春以降」という、か なり悲観的なものです。 ただし、こういった「金利先物市場の予測するシナリオ」はいつも コロコロ変わってきました。 市場関係者の間では、「1月のアメリカの強い雇用及び物価統計は 一時的なもので、FRBの金融引き締めはタイムラグをおいて効い てくるから、4月・5月になればアメリカ国内のインフレは再び 沈静化に向かうだろう」と予測する人はとても多いです。 市場が予測するターミナルレートも再び「5.00~5.25%」 にまで引き下げられる可能性もあります。 なにはともあれ、 3月10日と13日に発表される「2月のアメ リカの雇用統計」、「2月のアメリカの消費者物価指数」は引き続 き強い内容のものになる可能性が高いでしょう。 これを受けて、3月7~8日のパウエル議長の議会証言はタカ派 的な内容になるでしょう。 かくして、引き続き当面は長期金利の上昇とドル高がアメリカ株 式市場の上値を抑える状態が継続することでしょう。   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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