第253号(2023年3月10日号)
『最後の調停官 島田久仁彦の無敵の交渉・コミュニケーション術』
はじめに:
いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
さて、今週号の内容ですが、まず【1】の
『無敵の交渉・コミュニケーション術』のコーナーでは、
今週から【Win-Winを真に叶える方法】についてお話しします。
Win-Winのコンセプトを交渉術の講義や交渉のテーブルで聞かない日がないほど、このコンセプトは世界中に広がっています。1991年に出版されたRoger Fisher教授とWilliam Ury教授によるGetting to Yes(邦題では『ハーバード流交渉術』)が
紹介した数々のコンセプトはとても大きな流れを創り出しました。
何を隠そう私もその“ハーバード流交渉術”の流れを汲むのですが、
Win-Winというコンセプトが交渉や駆け引きにおいて盲信されている状況に危機感を持っています。
それはWin-Winを達成するための数々の要素が誤解されているため、
恐らく合意できたであろう多くの交渉や駆け引きを失敗に導いてきたと考えているためです。
しかし、win-winを目指すことは決して間違いではないとも考えています。
では、どうすれば交渉ややり取り、話し合いにおいて、“真の”Win-win状態を作り上げることが出来るのでしょうか?
その注目の内容は、本編をお楽しみに♪
次に【2―国際情勢の裏側】ですが、今週もウクライナ情勢に関するお話をいたします。
先週号では停戦およびポスト・ウクライナの世界においてインドが持つ特別な立ち位置と期待についてお話ししました。
その前の週には中国のロシア・ウクライナ情勢へのスタンスの転換についてお話ししました。
今週号では【どうして中国は突如、ロシア・ウクライナ間の仲裁、停戦協議の輪に加わろうとしたのか】
についてお話いたします。
今回のメルマガも長くなりましたが、どうぞ最後までお付き合いくださいね。
それでは今週号、スタートします★
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)