メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

【渡辺勝幸4560号】まず第一に、実事がなければならない

渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン   第4560号 令和5年3月10日(金)発行   発行部数 11,471 部 【まず第一に、実事がなければならない】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【まず第一に、実事がなければならない】 本章は、「食ふ」「愛する」「幣(おくりもの)」「実」と、 一節ごとに根本に向って深くなりますが、 もし実践の順序を説くならば下から逆に説くとよいでしょう。 すなわち、その第一は「実」であります。 実とは実事 ——賢者を招くための具体的問題です。 賢者を招聘するに当り、 まずそのための実事がなければなりません。 燕の昭王が賢者を招くためにまず黄金台を築いたり、 蜀漢の劉備が孔明を迎えるためにみずからその家をたずねたという類が、 賢者を招くための実事を示したものです。 もし実があるならば、おのずから賢者に恭敬の態度となり、 幣、贈物を用意するようにもなります。 賢者を愛するとか俸禄を与えるとかいうことは当然のことで、 これを問題とするに足りません。 この主旨は、ただ君主が賢者を招く上の問題であるのみでなく、 学生が師に就こうとする時の態度も同じことであります。 今、学生が師に就こうとする上でいってみるならば、 師に就く前に、まず実心、真に師に就きたいという真心が定まり、 実事、どうして師を求めるかという具体的問題も立って、 その上で始めて師のもとに赴いて入門を願うべきであります。 およそ学問上の要訣は、みなここにあります。 ですから、したいと思いながら行きつけず、 してみたがうまくできないので、発憤して学問に志し、 そこで師を求めてこれに就くという態度であれば、

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 渡辺勝幸の日本一元気になるメールマガジン
  • 【仙台発!】政治家であり起業家である渡辺勝幸の日刊メルマガ。9年以上、3,500日以上連続でメルマガを書いています。政治経済の裏事情、起業家、経営者向けのおトク最新情報を、独自の視点と素早く貴重な情報で、意識の高い経営者、ビジネスパーソンに毎日お届け。1通20円ですが、得られる情報はメディアにないものとなります。失業、起業、震災、選挙落選、そして当選とここ数年波乱万丈な人生を送っている筆者が、東北の真の復興のための活動報告も。著者は宮城県議会議員(仙台市若林区)44歳。起業集団株式会社つくる仙台経営(起業支援、創業スクール事業)、東北大学大学院講師。
  • 660円 / 月(税込)
  • 日刊