シリコンバレー銀行は大きな流れに影響がない、と思う
おはようございます
さまざまな文献などを毎日、読み漁る角野ですが、思うことはたいてい世の中に影響力がある人という方は観察力がすごい、ということだと思うのです。影響力を与えるということはそこそこのお金もついている、ということだと考えるのであれば、お金を稼ぎたければ観察力を養えということなのだろうね、と思います。じゃ、ワイも観察力を養うか、なんてアホな宣言をすると、おめぇー、まだ金稼ぎてぇ~のか、とかちっとも金持ちではない貧乏人のワイに向かって嫌味を言う連中はいつものこと。でもね、今回のSVB銀行の破綻など観察力をもっていれば、なんてことはない、と思うのですけどね・・・・。
■結局、買収先が見つかっていないSVB銀行
きのう、マーケットが戻る条件として、13日午前中までに当局が、買収先が見つかり預金は保護されるだろう、という見通しをお伝えしました。しかし、今朝になっても買収先の発表は行われず、結局、見つからない、ないしは、あまりの資産の傷み具合によってより多くの融資が必要になったのか、買収先が手を引いたのか、ということなのだろうな、と思います。
そのシナリオの根拠として、イエレンやバイデンが預保護を明確に打ち出したことがあると思います。彼らの発言には公的な資金注入は行わない、つまり納税者の資金を使い救済をしない、ということ。そして預金は保護する、ということです。つまり資産査定の過程においてシリコンバレー銀行の資産に相当な損失があったのでしょうが、公的資金の注入を行わないと明言している以上、傷んだ資産を政府が買い取りができない結果、買収先が手を引いた、ないしは必要な資金を獲得するためには時間がかかる、ということなのだろうね、と想像がつきます。
それに加えて、バー副議長がシリコンバレー銀行の実態を精査、その結果を5/1までに公表すると発表したことです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-13/RRH6ELT1UM0W01?srnd=cojp-v2
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)