メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

貞子第二メルマガ:来る3月21~22日FOMCでパウエルFRBは利上げを強行するか?利上げを見送るか???

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/03/14
    • シェアする
引き続き、一晩眠る度に金融情勢が変わっているので、目が回り そうです。 今回のシリコンバレー銀行の破綻事件は、アメリカの「地方銀行 の信用不安」へと急速に発展してゆきました。 このまま「地銀の信用不安」が収まらないで続いた場合、今のアメ リカ金融業界は「古典的な信用危機」の瀬戸際に追い込まれてゆ る危険があります。 ただし、「地銀の株価の売り浴びせ」は3月13日にはセリング クライマックスだった可能性もあります。 これは、当局が「金融の安定」のために発動した「新しい銀行へ の緊急融資制度」が有効に機能している証拠かも知れません。 もしそうならば、今回の「地銀の信用不安」は一時的なパニック で終わって、今後は「地銀の信用不安」は「地銀の信用危機」に までは発展しない可能性もあります。 なあにはあともあれ、「地銀の信用不安」は既に峠を越えたのか。 それとも「地銀の信用不安」は続いているのか???このあたり は暗中模索で目下の所よく分りません。 そんな金融状況の中で、来週の3月21~22日のFOMCでは、 パウエルFRBは「信用危機の回避か?それともインフレ退治か?」 の難しい選択に迫られています。 今回の「シリコンバレー銀行の破綻」が引き金となって巻き起き た「地方銀行の信用不安」で、来る3月21~22日のFOMCで 0.50%の大幅な利上げをする可能性はなくなりましたが、 0.25%の利上げの可能性はまだ残っています。 パウエルFRBが3月FOMCで0.25%の利上げを強行すれば、 インフレ退治は続行されるものの、信用不安が信用危機へと発展 する危険があります。そうなれば、年半ばには早々とアメリカ経 済はハードランディング(景気後退入り)して、アメリカ株式市場 は再び「二番底」を探る危険があります。 その反対に、パウエルFRBが3月FOMCで0.25%の利上げ を取りあえず見送れば、信用不安は信用危機に発展する危険は低 下するものの、インフレの再燃と金融メトルアップ(株価が勢い よく上昇すること)への道を開いてしまう危険があります。 今後とも、アメリカ地銀の株価の売り浴びせが続くのか? アメリカ国内の長期金利の急低下が続くのか??? はたして来る3月21~22日のFOMCでパウエルFRBが利上 げを続行するか?取りあえず利上げを見合わせるのか? 目が離せません。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 「マクロ金融・資産形成 de あそぼ♪」の筆者:藤井まり子が、金融資産3,000万円以上の読者に向けて送る「富裕層向けの資産形成のプレミアム・レポート」。 第一メルマガ「~de あそぼ♪~」が、「結論と要約だけ知りたいし、具体的に何をしたらよいの教えてほしい」と熱望しておられる愛読者様に、是非ともお勧めです。 この第二プレミアム・メルマガの購読者の方々は、ゴールド会員として、よりきめ細やかなアドバイスも、常時双方向で無料提供します♪ 年金不安なんか、ぶっ飛ばしましょう♪
  • 27,500円 / 月(税込)
  • 毎月 第1金曜日・第2金曜日・第3金曜日・第4金曜日(祝祭日・年末年始を除く)