久米信行(裏)ゼミ「大人の学び道楽」
授業や講演では話せないこと。連載やSNSでは書けないこと
毎月第1-4 火曜日発行 vol.125 2023/03/14発行
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3.大人の放課後相談室
Q 子供のサッカー撮影係がタイヘン過ぎます
息子が通うサッカーチームで、気が付けば撮影係になっていました。
とはいえ、役職というわけではなく、善意で撮影と編集、動画の共有をはじめたら、周囲の保護者から期待されるようになり、勝手に責任感を感じてやっています。
ただ、最近はその期待が重い。撮影も編集も息子の出る試合だけなら楽なのですが、毎回息子が出ていない試合まで撮影&編集は重い作業です。
いっそ投げ出してしまおうか、悩んでいます。
神奈川県/42歳/男性
A 好きでやっている人だと思われているので、正直に気持ちを伝えましょう。そして、やり方を伝えて当番制にしましょう。
わあ、怖い話、そしていかにもありそうな話です。おそらく日本中で同じ悩みを抱えているお父さんお母さんがいらっしゃることでしょう。
わが子かわいさと善意に基づく臨時ボランティアのつもりだったのが、いつのまにか、無休で無給の常勤カメラマン兼編集者になってしまったのですね。
おそらく、プロに頼んだら、相当な日給を払わなければならないはずなのですが、、、。
もちろん、今さら、お金をくれとは言えませんしね。困った問題です。
さて、私ならどうするか。
やはり、まずは正直に気持ちを伝えます。
想像するに、周囲のパパママからは「撮影や動画が好きなカメラと世話好きお父さん」に見えているのでしょう。
みなさん、ひょっとしたら大変な仕事だとは思いつつ、「好きでやってくれている」「ご厚意に甘えましょう」というモードになっているのだと思います。
(もちろん、「こりゃいいや」とタダ乗りしている、ちゃっかり者もいると思いますが)
ですから、思い切って、ご自身の気持ちを、正直に伝えましょう。
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