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小泉八雲(Lafcadio Hearn)の『怪談KWAIDAN』

黒木安馬「地球見聞録・限定話のネタ本」週刊メルマガ
INSTITUTE OF SUCCESS TECHNOLOGY JAPAN 第741 MAR 19 2023発行 “明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ!” >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ※ 出典を明白にしていただければ、転送・引用は自由にどうぞ >>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>> ◇ 黒木安馬 未発表原稿を掲載 「地球見聞録 限定話のネタ本」  毎週「日曜」 月刊4回発行 有料 \300/月 配信メルマガ  購読登録は⇒ http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/76/P0007692.html ☆*:..☆。O○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*o○☆○o。*゜* ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━ 明日死ぬかのように生きよ、永遠に生きるかのように学べ! マハトマ・ガンジー ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━ 黒木安馬の著作(*^_^*)v~♪ 【雲の上で出会った超一流の仕事の言葉】 あさ出版 ¥1.540 【国際線30年で観た成幸者たちの法則】産経新聞グループ¥1.650を、 ⇒ 「黒木安馬署名&相手様の宛名を書入れ」て、1.500円 (@_@;)! 送料無料で郵送いたしますので、 kuroki.yasuma@gmail.com へご連絡ください! FAX 0475-54-3479 ☆*:..☆。O○☆○o。..:*゜*:..。o○☆○o。..:*゜*o○☆○o。*゜* ⇒ ∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽  3percent-club                                           ⇒ 小泉八雲(Lafcadio Hearn)の『怪談KWAIDAN』   本州西端から海峡をはさんで600m向こうの直ぐそこに九州が見える絶景。 美味しいフグでも有名な下関の向こう岸は、大声で呼べば聞こえそうな距離に門司の街がある。 頭上には本州と九州を結ぶ巨大な関門橋が天空をまたぎ、波間では小型フェリーが往来している。 右手には、宮本武蔵と佐々木小次郎が決闘をした巌流島が浮かんでいる。 日本海から瀬戸内海へ向かって、またその逆を一日二度も、自動車が走る速度に近い急流の潮が動く。 様々な大型の外国船がスローモーションのように目の前を音もなく流れて、すれ違って行く。 下関の関門海峡を望む高台にある「赤間神宮」、龍宮城を思わせる大きな門の間から見える壮大な景観は、まるで映画の夢のスクリーンみたいだ。 “神宮”と”神社”はどう違うか?  伊勢神宮、明治、熱田、香取、鹿島と”宮”が付くのは限られており、天皇との近さ、格式の高さが違う。 壇ノ浦の源平合戦で滅んだ平家一門、平清盛の奥方である二位の尼が、“海の底にも都があります”とまだ8歳の安徳天皇を抱きかかえて海に沈んだ場所が、この赤間神宮前に広がる海峡。 その清盛の子供たちである平家の大将たち7人の墓もこの神宮にある。 先日、下関Rotary-Clubで私が講演した折に、会場で司会をした赤間神宮の水野大宮司みずから、その古い墓「七盛塚」を案内していただいた。 境内の鬱蒼とした木陰に並ぶ墓の手前に、『耳無し芳一』の祠(ほこら)がある。 私が数十年前に書いた、ミステリーロマン長編・平家伝説『小説・球磨川』(上下巻 ワニBOOKS)は、この雰囲気と霊気に触れながら取材してから描き始めた深い因縁があった。 そこで、清水大宮司と話に花が咲き始めたのは、「伝承」についてであった。 私を案内したら、すぐにその足で上京して天皇陛下にお会いになる予定と聞いて恐縮した。 『耳無し芳一』の話は、日本人の大体は聞いたことがあると思うが、では、正確に話の内容を後世に伝えることが出来る人が果たして何人ぐらいいるだろうか?  学校でも教えないし、その手の本もどんどん少なくなって行く。 誰かが、少しでも正確に記述して残してくれれば良いのだが・・・。 ところでこの話が世に知られるようになったのは小泉八雲(Lafcadio Hearn)の『怪談KWAIDAN』に書かれてから。 明治時代に海外出版用に英文で紹介された作品が、日本でも評判になっていった。 仮に、八雲がいなかったら、この話は世に出ることもなかったかもしれない。 今の世に、八雲みたいな人がいてくれれば良いのだが・・・そうこうしているうちに、お別れ際に、大宮司に私は言ってしまった!のである。 では、平家伝説小説の縁もありますから、後のように伝わるように私が書きましょう!!と。 以下は、拙著の小説から抜粋

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