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「小島嵩弘のパウダールーム」(2023年 3月 15日 第 611号)
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2023.3/15
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に燃えている。
本当に楽しみにしていた。野球が好きっていうのもあるけど、「野球の世界大会」だからだ。
これはサッカーのワールドカップ(W杯)の影響が大きい。
W杯ではクラブチームで有名であっても、世界的に知られていない選手が見られる。
それに加えて超スーパースター同士の真剣勝負も見られる。
W杯の舞台をサッカー選手は夢見て、クラブチームで大活躍をし、国を背負って出場する。
これだけでもドラマがある。そしてなんたってサッカーは老若男女、
言葉の壁さえもいとも簡単に越えるスーパースポーツだから、世界規模で興奮が渦を巻く。
サッカーに明るいオレの友人がW杯の凄さを16歳の時に延々とオレに語った。
その影響でオレはブラジルのスーパースター、ジーコを知りW杯が偉大な大会だと知ったのだ。
一つの大会でそのサッカー選手の人生が大きく変わる。
世界的規模で名前が通ればプロとして莫大な金銭が動くことになり、またまた注目の的になる。
地位も名誉も全てを手中に収めていたアルゼンチンのメッシ選手も、
このW杯の優勝だけは持っておらず、2022年の大会で見事優勝を手にして
”サッカー選手にとって子供の頃からの夢でこれだけが足りなかった。” と言った。
メッシ選手はアルゼンチンのスーパースター、マラドーナと比較されることが多く、
マラドーナはW杯でアルゼンチンを優勝に導いていたから比較されたからこそ、
尚更このW杯での優勝が欲しかったと思う。
そしてその世界大会の野球が始まったのが2006年だった。
野球はまだまだマイナースポーツだ。
子供の頃から野球漬けだった日々を過ごしていた身からすれば、
野球がマイナー?ということが信じられなかったけど、世界ではサッカーだろう。
そうなのだ。野球はメジャーリーグ、アメリカのメジャースポーツという位置付けになるんだろうと思う。
世界は広い。
野球が好きだから、野球もサッカーに引けを取らない世界が熱狂するすスポーツになって欲しい。
だって本当に面白い。サッカーに比べたらルールが複雑だったり、
道具が必要だったりという事もあるんだろうと思うけど、
野球をやるとこんなにもいろんな練習をしても上手くならなかったり、
1球で勝負の潮目が変わったりって魅力的なところがたくさんある事に気が付いていく。
オレは野球が上手くならなかった。だからその奥深さに心酔しているかもしれないけど、そう思うのだ。
スポーツは見るものを感動させる。そこに理屈はない。
その理屈をぶっ飛ばすところが尚更スポーツが好きなところだ。
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