メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

映画『仁義なき戦い』の真の主役は「全てをダメにしていったクズ中のクズリーダ」である金子信雄である。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
表現者クライテリオンでは、映画座談会というのを始めています。その第一回はスタローンのランボーだったのですが、その第二回に、深作欣二監督の今から丁度半世紀前の1973年のヤクザ映画『仁義なき戦い』でした。この度、その編集作業をしていたのですが、ちょっとした当方の勘違いで、無駄に丁寧に詳しい原稿を用意してしまいました(^_^;)(座談会記事は、一旦文字起こしをして、それを大幅に圧縮した上で、その圧縮原稿を再度調整するのですが、圧縮前の生の発言全てを調整してしまいまったのです)。 ついては折角なので、当方の発言部分で大幅カットになってしまった箇所、お蔵入りに成る前に、メルマガの読者下記にご紹介いたしたいと思います。一応、繋がりがよくなるように再度調整した原稿です。是非、ご一読下さい! …… 皆さん、こんにちは。『表現者クライテリオン』編集長の藤井です。今日はクライテリオンの編集委員四人で、第二回目の映画座談会をやります。第一回目は『ランボー』だったのですが、第二回目は深作欣二監督の『仁義なき戦い』を取り上げます。『仁義なき戦い』は世界的なインパクトを与えた日本を代表するいわゆる「ヤクザ映画」です。 今回この映画にしようということになったのは、今回の本誌の特集テーマが「『岸田文雄』はニッポンジンの象徴である~依存症の成れの果て~」というものだったから、というのが一つの大きな理由です。 この特集で、岸田文雄氏という一人の現代日本人を象徴的存在として取り上げつつ、今やもう、日本人全員の精神の上に無責任体質や依存症が蔓延ってしまっているのではないか、という点を徹底批評、批判しようというものです。

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 880円 / 月(税込)
  • 毎週 土曜日