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【痛くない死に方 2023年第11号】筋肉系YOUTUBERが死去。・・・ステロイドって怖いの? 怖くないの!?

長尾和宏の「痛くない死に方」
  • 2023/03/18
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2023年 第11号 【長尾和宏の「痛くない死に方」】 長尾和宏です。 春ですね。サッパリわからないのですが……なんでみんな、マスクをはずさないの? 新幹線でも飛行機でも、街を歩いていても、マスクを外している人は、2割、いや、 1割…かな? みんな、マスクがつらくないんかな? まあ、この時期だから3割くらいは花粉症がしんどいからという理由はあるかもしれない。 日本人の行動様式が、益々わからなくなってきた。 日本人がすっかり政府に飼いならされてしまった気がする。 人間というのは実は、まったくの自由よりも適度な「同調圧力」があったほうが、 楽に生きられるという説があるらしい。 そもそも、3月13日から「マスクは個人判断でよい」という報道であったが、マスクは もともとマスクは個人判断でよかったはずで。ワクチンだってマスクだって、個人判断 だったはず。だけど「みんながやっているから」という理由でみんなが、やり始めた。 ノーベル文学賞を受賞した日本の偉大な小説家、大江健三郎氏が3月3日に亡くなった。 以下、東京新聞3月14日の記事・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  3日亡くなったノーベル文学賞作家大江健三郎さんは、護憲派の市民団体「九条の会」 の呼び掛け人や、「脱原発法制定全国ネットワーク」の代表世話人を務め、平和・護憲、 反核に立脚した言論活動を晩年まで積極的に続けた。文学者としての社会的責任と、常に 向き合った人生だった。 「私は広島、長崎、そして福島をなかったことにしようとする連中と闘う。もう1台の 原子炉も再稼働させぬ、そのために働く」「反原発に向けて頑張っていく以外に、日本人 が21世紀で尊敬される道はない」—。2011年3月11日に東日本大震災と福島第一原発 事故が起きて以降、脱原発集会やデモ行進が全国各地で開かれた。 大江さんは頻繁にその場に足を運び、声を上げた。  福島原発事故は、大江さんにとって大きな衝撃だった。事故後の日本を舞台にした 小説「晩年様式集(イン・レイト・スタイル)」を刊行した13年10月のインタビューで、 原発に対する事故前の姿勢を質問したとき、「事故前の私は、50数個の原発に対してまった く有効な抵抗をしなかった人間であることを認めます。それは有罪だと思います」と自責の 念を語っていた。その「罪」を償うかのように、大江さんは悪くなった足をつえで支えなが ら、各地の会場を回った。「核兵器に脅かされる人類」を小説の主題の一つとしてきた作家 にとって、原発は晩年の切実な課題となった。  安倍晋三首相(当時)が特定秘密保護法の制定や集団的自衛権の行使容認などを相次い で進めると、政治的な発言から距離を置く文学者が目立つ中、大江さんは敢然と反発。 14年12月、この問題をテーマにした本紙の連続インタビュー企画「言わねばならない こと」で、「政府が言う『積極的平和主義』は、憲法9条への本質的な挑戦だ」と批判の 声を上げた。  大江健三郎賞を受賞した作家星野智幸さんは「社会に生きる一人の人間として身をもっ て、『そういうことを言っていいのだ』とずっと示し続けてくれたお手本。  私が政治的な要素を小説に書いて批判されても、大江さんの存在があったので、自分の 姿勢は間違っていないと思えた。喪失感がすごいが、これからはそれを維持していくのが 自分たちの役割だと痛感している」と話した。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大江さんはここ数年、メディアに姿を見せていなかったけど、ワクチンについてもきっと

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