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佐谷恭の「パクチー起業論」
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■3月18日(土)インバウンド&インサイド
大雨。さすがに厳しいかなと思いつつ、別の仕事ができないぐらい事ができないぐらいに断続的にお客さんが来た。最初のお客さんは八王子からの夫妻。これから4日間かけて南房総地域をめぐる。まず鋸南のパクチー銀行で、館山や勝浦をめぐるが、最後の2日は鋸山に登って鋸南に泊まるという。嬉しい。また会えるといいな。というか、保田が鋸山の表参道だという旨を伝えて勧誘しておいた。
ずぶ濡れで入ってきたのは、アメリカ人の若者だった。素晴らしい風景だったと、のっけから興奮気味に語っていた。僕が英語を話すと安心してマシンガントークを続けた。見たこともない風景。それを見た後に、体験を語り、それを聞く僕は、年間150回その山に入るおっさんだ。彼が注文したコーヒーを淹れている間も、ずっと話をし続けた。大学の仲間とプログラムで日本に来ていて(鋸山には東京から一人で来た)、別の仲間は南アフリカでプログラムをこなしていると言っていた。
僕が南アフリカのコムラッズマラソンの100周年キャップを被っていたことから(パクチー銀行のユニフォームの一部)、彼の興奮はマックスに達し、コムラッズマラソンのほか、サハラマラソン、北極マラソンの話をした。これから世界に出るであろうその青年に、強い印象を与えた、と思う。彼はネブラスカから来ていた。
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