金融不安の構造
おはようございます。
知らず知らずのうちに、悪いことがあると他人の責任や他人が悪いと勝手に思い込み、それが悪循環を引き起こす、という沼地に入っていた角野。2~3日前に、あれ、オレ、知らないうちに他人が悪いと思い込んでいる? なんて反省猿になっていました(笑)。人にはすべて自分が悪いと思った方がうまくいくよ、と言っていたのですが、自分もいくらそう心がけていても沼地には入るのだな、とか反省しています。お前はバカのくせに考える脳を持っているので侮れない、とか嫌味を言っているのか褒めているのかよぉーわからない言葉を放る周囲、いったいおめぇ~らは何が言いたいのじゃ、とシャウトしてしまった・・・(笑)。
■金融不安の構造
シリコンバレー銀行というよくわからない銀行が破綻をし、そしてクレジットスイスの経営不安。これがなぜ、起こったのかを週末に解説をしました。かなり細かく説明をしたと思いますので、もっと簡単に書かなければいけない、と、他の仕事をしながら週末に考えていました。
まず、今回のコロナショック後の動きをもう一度、おさらいをしていきます。
パンデミックが全世界を襲い、世界中がステイホームになったのです。従業員も、欧米では法的な拘束力のあるロックダウンを強いたことにより出勤できない状態です。当然、工場は操業停止に。
ただし、ステイホームであっても家の中の活動、食事などの日常生活は送らなければいけませんので日常用品は普段通りに売れる訳です。それは企業や家計の在庫で賄うことができましたが、在庫は減っていくのが当然です。
そこでFRBを筆頭とする世界の中央銀行は過去最高の金融緩和を実施し、ステイホーム規制が解けたときには工場はフル稼働になったわけです。そのお金は異常に安い資金調達コストですので、製造業は作りすぎたのです。その結果、コロナショック直後は在庫がなくなりそうな勢いで減ったのが、今度は在庫の山になったのです。
これが現在の状態です。
経済学の教科書、これは一般教養の範疇になるものですが
金利の上昇というのは景気の過熱を冷やすために、中央銀行は利上げを行う
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)