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「ギバーになろう」田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.427

田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」
田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」Vol.427 海外組と国内組の融合こそが日本の国力をマックスにする~ラグビー日本代表に学んだWBC日本代表 さすがラグビー日本代表のチーム作りをヒントにされたという栗山監督。ダルビッシュ、大谷、ヌートバー3選手の召集は、NPB の選手たちを大いに活性化しているとみる。野球のレベルうんぬんもあるが、日本社会の空気を読みすぎて、責任感を感じすぎて、萎縮して、実力発揮しにくかったかもしれないNPB の猛者たちを、リラックスさせながら、楽しく集中させている意義は大きいと感じる。 「メジャーは日本とスピードやパワーのレベルが全然違う」と公言する大谷選手。ここ2年、大谷選手は投打合わせてメジャーのリーグMVPレベルの選手だが、大谷選手よりもホームランを多く打つ選手は何人もいて、もっと数字を残すピッチャーもいるのがメジャー。その大谷選手も、2020年頃は怪我に苦しみ、辛い時期を過ごした。 自身もメジャーで浮き沈みを経験して苦しんだダルビッシュ選手は、誰よりも大谷選手の今までの影の部分、特に華やかさとはかけはなれた地道な努力の積み重ねを評価しているだろう。ダルビッシュ選手は、日本代表の選手たちに大谷選手の影の努力の積み重ねの凄さこそを伝授しているらしい。「大谷選手、凄い、かなわない、じゃない。何から始めれば、大谷選手に少しでも追い付くのかと考えて欲しい」と。 日本社会が、ラグビー日本代表やWBC日本代表から、社会作りや組織作りを学んで欲しい。日本生まれでないメンバーを社会や組織に受け入れ、謙虚に学んで欲しい。 1月にうぶ声をあげた私の会社の創業メンバーの過半数は、海外組。空気を読まず、もの凄いスピードとスケールで遠慮なく要求してくる連中に囲まれる環境で、日々何とか生き残っている我々海外組が、慎重で時間かかるがよく働く国内組と、いい補完関係でどんどん事業を変化させながら進んでいる。

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  • 田村耕太郎の「シンガポール発 アジアを知れば未来が開ける!」
  • 元参議院議員の田村耕太郎です。ノーベル賞受賞者を29名輩出した世界最強のシンクタンク「ランド研究所」、とシンガポールの最強シンクタンクに現在所属中です。  オンライン経済誌4誌でもコラムを執筆中ですが、そこでは伝えきれない赤裸々な内容を、この有料メルマガで語ります。人類史上最も世界が繋がった今日、世界の真実を知らない者は生き残れません。自分の身は自分で守るしかない時代、情報武装と論理的思考だけがあなたを救います。最新の情報と的確なものの見方を提供します。皆様のご質問にもお答えします。
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