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藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/03/21
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世界を駆け巡っていた「信用不安」は「信用危機」に発展すること なく、なんとか一旦は峠を越えたようです。 3月16日、当局主導で、大手投資銀行がかねてより危機が噂さ れていたファーストリパブリック銀行の救済に乗り出しました。 今回の救済手法は、今後アメリカでは「個別の地銀の救済モデル」 になることでしょう。 一方、問題のクレディースイス。3月15日、スイス中央銀行が クレディースイス救済。クレディースイスはその後UBSに吸収合 併されます。 クレディースイス救済の翌日3月16日、欧州中央銀行:ECBは 従来通りの0.50%の政策金利に引き上げを決定しました。 「これ以上の個別の銀行の危機は決して発生さない」との当局の 強い決心の表れとして、マーケットはこの利上げを歓迎していま す。 アメリカ当局と欧州当局は、お互い緊密に連絡を取り合いながら、 「個別の銀行の信用不安」には、当局主導で個別に資金を大量に 貸し出すことで決して「システム全体の危機」には発展させない、 その一方で、インフレ退治のための政策金利の引き上げは続行す る、との「両面からの睨み」を効かすことで、今回の大変難しい局 面を打開する決断を下したようです。 今後、アメリカ経済のスローダウンと当局の地銀への規制・監督 強化とが相まって、地銀による貸しはがしや貸し渋りは加速して ゆくことでしょう。 金融が引き締まることで、アメリカ経済の成長のスローダウンは 加速してゆくでしょう。 もちろん、こういった過程で、再び「個別の地銀の信用不安」が 急浮上してくることは十分考えられます。 遅かれ早かれインフレもピークアウトしてゆくことでしょう。 そして、これはパウエルFRBもかねてから望んでいたことです。 パウエルFRBは3月21~22日のFOMCで、ラガルドECBと 同様に、0.25%の利上げを実行してくることでしょう。 「これ以上の個別の銀行の危機は決して発生さない」と当局の強 い決心を表明して、マーケットを安心させるためにも、FRBは 0.25%の利上げを実行してくるのではないでしょうか。

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