不朽のロジック マーケットは安定化へ
おはようございます
WBCは5回以降から観戦をしていました。正直な話、0-3から試合が動かないので負ける可能性があるな、なんて思いましたが、とんでもないゲーム展開となりました。自分を恥じること仕切りでした。しかし村上さんがサヨナラ安打を放ったとき、みなが興奮しまくっていた中、私自身の「よかったね」という言葉に違和感を覚えました。ここから自覚したことはみなが喜んでいることに私は悦びを感じる人間なんだな、と思いました。このメルマガでも私の成果としてはみなさんに悦んでもらうこと、と改めて決意を新たなにしました。
■確率論
日本シリーズのときもお話をしましたが、ヤクルトの4番が不振、という話をしたと思います。それが村上さんだったわけですが、要は3割バッター、ホームラン王が期待した通りに働かないとみなさんは批判的なことを言うのですが、私からすれば確率論の問題だと思うのです。
3割バッターというのは10回に3回、打つ、ないしは3回に1回、ホームランバッターであれば全135試合の4打席で年間の500打席なのですからホームラン50本なら10打席に一回の訳です。こうやって考えていくと時間が経てば打つよ、というのが自然な考え方だと思います。
今回の場合、予選4試合と準々決勝の1試合の5試合の4打席、計20打席の打率が1割台だったらしいです。
統計には必ず偏りというものがあり、みなさんもご経験していると思いますが、調子のよいときはトコトン自分に都合の良い結果が出て、悪いときはダメダメな結果が出る。村上さんの場合は20打席がダメダメな打席だったのでしょう。こうやって考えると、どこかで打つよ、というのが統計的なデータだと思うのですけど・・・。解説や世間の声は三振の山を築いていた村上さんに代打という声が大きかったわけです。
応援している人の立場からすれば、気持ちはすごくよくわかるけど、統計的にみとけば、そろそろという感じだよね、と思っていました。
ここから導かれる、私なりの解釈というのは、世間というのは応援しているというコストを払っているのですからその報酬、つまり日本が勝つ、ないしいは村上さんに打ってほしいとという報酬を欲しいのだろう、と思います。ただ、それは非常に自分の想いを一方的に押し付けているだけできわめて非科学的な願望になるのは確かなことだと思います。科学的に考えればデータからすればそろそろ、という段階にきているのに、なぜ、なんだろう、と思っていました。
一方の村上さんは、試合後の大谷さんのコメント「ムネは誰よりもバットを振っていた」とのコメントからもわかるように不振脱出のためにチームの誰よりもバットを振った、練習をしていた、ということです。
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