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<Vol.1322号 正刊;右往左往する中央銀行>
2023年3月22日:米欧の銀行危機と、金融商品の価格
(本稿は、水曜日の有料版正刊です)
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著者:システムズリサーチ:吉田繁治
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米国FRB(パウエル議長)が、銀行危機とインフレの変化を見通せず、
右往左往しています。
・ユーロ19カ国の中央銀行であるECB(プラダ着た悪魔のラガルド総
裁)、
・日銀(新任の植田和男総裁)も同じです。
なぜ、こうなったのか? 今後、どう向かっていくのか。これが本稿
のテーマです。現在、中堅銀行で起こっている銀行危機は、中央銀行
が、金融のドクターとして関与すべき問題だからです。
近代中央銀行は、20世紀初頭に、政治的な目的をもって作られた組織
です。その目的は、以下です。
1)サイクル的に襲う銀行危機、つまりバブル崩壊のあとのマネー縮
小のとき銀行にマネーを供給して危機を治める。
2)インフレで通貨の価値が下がらないよう、物価の安定を保つ金融
政策をとる。マネー量(M2)を適正に調節し、適正な金利に誘導する。
(注)米国では現在この中立的金利は2.5%前後、日本では1%前後、
欧州では1.5%前後。中立的金利は、インフレもデフレも起こさない
金利です。期待実質GDPの成長率付近で決まります。
3)米国FRBは、失業率を、インフレを起こさない適地値に保つ義務を
もつ。これは、失業率とインフレのフィリップス曲線から来ます。
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<Vol.1322号 正刊;右往左往する中央銀行>
2023年3月22日:有料版のみ
【正刊目次】
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