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はじめに
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また一つ、日本の”後進国ぶり”が明らかとなり、そして解消された。
2020年、熊本県芦北町で、死産した双子の遺体を段ボール箱に入れて自室の棚に放置したとして、死体遺棄罪に問われたベトナム人元技能実習生レー・ティ・トゥイ・リンさん(24)の上告審判決で、最高裁第2小法廷(草野耕一裁判長)は24日、一、二審の有罪を破棄し、逆転無罪を言い渡す。
死産した子どもの遺体についての遺棄罪の成否に関する最高裁の初判断。それとともに、技能実習生制度は妊娠を理由にした帰国の強要、支援環境の乏しさによる孤立などの問題が多く指摘されている。
判決は今後、政府の有識者委員会で検討が進む技能実習生制度見直しの議論にも影響する。
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イギリスBBCがジャニー喜多川氏のドキュメンタリーを放送 ジャニー喜多川氏とは何者なのか なぜジャニーズのスキャンダルは“タブー”なのか
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英公共放送BBCが、ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏の性的搾取についてのドキュメンタリーを報道。タイトルは「Predator: The Secret Scandal of J-Pop」。
日本語で「J-POPの捕食者 秘められたスキャンダル」の題で、3月7日に「BBC Two」でイギリスにおいて放送、日本では、3月18日と3月19日に「BBCワールドニュース」で放送された。
BBC NEWS JAPANの公式ページには、
「ジャニー喜多川氏は日本のポップカルチャー、日本のアイドル文化を作り上げた立役者だった。喜多川氏が創設した男性のみのタレント事務所「ジャニーズ事務所」は、人気男性アイドルグループを次々と世に送り出した。
「チャート1位を獲得した歌手を最も多くプロデュースした人物」としてギネス世界記録にも認定された。」(1)
「一方で、喜多川氏には性的搾取の疑惑が、常につきまとっていた。しかも、密室でささやかれただけではない。全国的な報道機関が取り上げ、その一部は民事裁判で認定された。それでも、喜多川氏は晩年まで国の宝とされた。2019年に87歳で亡くなった後も、今なお崇拝されている。」(2)
と記載。
ジャニー喜多川氏の疑惑については、週刊文春が報道後、週刊文春をはじめ文藝春秋のあらゆる編集部を、自社タレントの取材から締め出す。
そして週刊文春の連載の翌年、喜多川氏とジャニーズ事務所は文春を名誉毀損で訴えた。
目次
・ジャニー喜多川氏とは何者なのか 「CIAスパイ説」も
・なぜジャニーズのスキャンダルは“タブー”なのか
・一方の週刊誌は「作家タブー」 虚構の”文春砲” 日本に「言論の自由」はない!
・ジャニー喜多川氏とは何者なのか 「CIAスパイ説」も
渦中の人物、ジャニー喜多川氏とは何者なのか。
2019年に死去時、朝日新聞は、
「1931年、米ロサンゼルスで生まれた。10代で、公演で現地を訪れた美空ひばりらの通訳をし、ショービジネスの基礎を学んだ。その後、日本で、コーチをしていた少年野球チーム『ジャニーズ』からメンバーをスカウトし、62年、同名グループのマネジメントのためジャニーズ事務所を設立した。」(7月10日付)
と一面で取り上げている。一方、同日の第二社会面では、
「1999年には所属タレントへのセクハラを『週刊文春』で報じられた。文春側を名誉毀損(きそん)で訴えた裁判では、損害賠償として計120万円の支払いを命じる判決が確定したが、セクハラについての記事の重要部分は真実と認定された」
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