「体と心のセックス・ライフ」Section-950『由貴とトオルのラブホ（５）』

　オレと由貴は、騎乗位から四つん這いバックに体位チェンジをして、セック スを続ける。 　序盤は、毎秒１回突くくらいのスローペースで腰を振る。これが通常のペー スだが、徐々にペースを上げていく。 ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 　　　　　　　　　　★　体と心のセックス・ライフ　★　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　≪　Section　９５０　≫ 　　　　　　　　　　『由貴とトオルのラブホ（５）』 　　　　　　　　　　　 ……　2023/3/25号　…… ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂♀♂ 　オレたちのセックスは、５分で終わるセックスではなく、少なくとも３０分 以上は続けるので、ペース配分が重要になってくる。最初から全力で腰を振る と、長続きしないのだ。 　スローから始めて、徐々にペースを上げ、ＭＡＸのペースをしばらく続けた らスローダウンする。その繰り返し。全力腰振りでは、オレも彼女も息が上が るから、スローダウンはひと息つくため。 　全力腰振りでは、毎秒３回突くくらいのペースだが、快感度が最高になり、 彼女は絶叫する。彼女は受け身ではあるが、快感で絶叫するのは、かなり体力 を消耗する。 　だから、スローダウンで呼吸と心拍を落ち着かせる。 　落ち着いたら、再び絶叫へと昇っていくのだ。 　ペース配分はそのときどきで変わるが、だいたい１０分攻めて５分スローダ ウンという感じ。それを２ターンすれば３０分だ。 　３ターン目に入ると、オレは射精欲求が高まってくる。バック体位はペニス への刺激も強いので、射精しやすい体位なんだ。 「イキたくなってきた。攻め続けるよ」 　オレはいった。 「うん！　お願い！　アアーハァーー！！」 　彼女は応じる。 　オレは全力で腰を振り続ける。 「アンッアンッアアーーンアンッアンアアーー！！」 　激しい突き入れで、彼女は叫ぶ。 　その声が、オレをさらに発憤させる。 　全力腰振りは、オレにとってもキツイ。息は上がるし、体力も消耗する。そ こを気力を振り絞って攻め続ける。 　やがて、射精直前感がピークに差しかかる。 「イクよーー！！」 　ズキンッズキンッズキンッズキンッズキンッ…… 　興奮と緊張の糸が切れて、ペニスは屈する。 　達成感と同時に、脱力感に見舞われる。 　オレも彼女も、ゼェゼェと荒い呼吸だ。