今日は、大相撲大阪場所の千秋楽。大阪場所千秋楽には毎年、関西に居ながらにして年に一度きりの千秋楽……ということで、可能な限り大阪府立体育館に観戦しに行って参っております。
今年の千秋楽は「日本人」の大栄翔が二敗、「モンゴル人」の霧馬山が三敗で迎え、優勝可能性があるのはこの二力士。
そしてこの千秋楽の結びの一番は、この大栄翔と霧馬山の大一番でした。
僕は勿論、日本人力士・大栄翔を応援。
万一、結びの一番で大栄翔が敗れても、霧馬山と三敗同士で並ぶため、優勝決定戦で勝てば優勝。
つまり、大栄翔は二番の内一つだけでも勝てば優勝、霧馬山は二連勝しなければ優勝できないわけで、大方が大栄翔が優勝するのではないかと、期待を込めて予想しているのが大阪府立の空気でした。
そして、結びの一番が始まり、固唾を呑んで見守ったところ……勝ったのはモンゴル人の
霧馬山。
僕は「あーっ……」と大きなため息をつきましたが……会場は、この結果に大拍手!
意外にも会場は、大栄翔が優勝を決められなかったことの悔しさよりも、もう一番見れるということの喜びの方が大きい様でした。
ひょっとして、もう観客達はもう、日本人に勝ってもらいたいっていう気持ちがちっちゃいのかも……とも思いましたが、それはやはり、観客達の余裕の歓喜だったのでしょう。
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