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大相撲大阪場所で日本人力士・大栄翔は優勝を逃す……やはり、WBCよりも大相撲の方が日本にとって大切な大会なのです。

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
今日は、大相撲大阪場所の千秋楽。大阪場所千秋楽には毎年、関西に居ながらにして年に一度きりの千秋楽……ということで、可能な限り大阪府立体育館に観戦しに行って参っております。  今年の千秋楽は「日本人」の大栄翔が二敗、「モンゴル人」の霧馬山が三敗で迎え、優勝可能性があるのはこの二力士。 そしてこの千秋楽の結びの一番は、この大栄翔と霧馬山の大一番でした。 僕は勿論、日本人力士・大栄翔を応援。 万一、結びの一番で大栄翔が敗れても、霧馬山と三敗同士で並ぶため、優勝決定戦で勝てば優勝。 つまり、大栄翔は二番の内一つだけでも勝てば優勝、霧馬山は二連勝しなければ優勝できないわけで、大方が大栄翔が優勝するのではないかと、期待を込めて予想しているのが大阪府立の空気でした。 そして、結びの一番が始まり、固唾を呑んで見守ったところ……勝ったのはモンゴル人の 霧馬山。 僕は「あーっ……」と大きなため息をつきましたが……会場は、この結果に大拍手! 意外にも会場は、大栄翔が優勝を決められなかったことの悔しさよりも、もう一番見れるということの喜びの方が大きい様でした。 ひょっとして、もう観客達はもう、日本人に勝ってもらいたいっていう気持ちがちっちゃいのかも……とも思いましたが、それはやはり、観客達の余裕の歓喜だったのでしょう。

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