□■□ 石原加受子の実生活に使える「意識のお話」 □■□
「自分中心心理学」は、自分を愛するための心理学です。
「自分を愛する」には、自分を核とします。
可能な限り自分の心に寄り添い、自分の心を裏切らない。
そして、自分の心を満たす。
そうなれば、自分の「願い」は、ストレートに叶います。
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□■【石原加受子】されていることは、していること ■□
こんな例があります。
Aさんがいつも贔屓にしているレストランに行くと、シェフが、
「今日は、珍しいものが入荷したので、○がお奨めです」
「では、それでお願いします」
どんな料理が味わえるか楽しみにしているものの、なかなか、出
てきません。
期待がだんだん、イライラに変わりつつあります。
店員にどうなったかを聞こうとしても、忙しそうで、なかなか来
てくれません。
もう我慢の限界で、キッチンに行って怒鳴ってやろうかという気
持ちになったとき、
シェフが少し離れた客席で客の対応をしていました。
そこで彼を掴まえて、
「お奨めの○はまだなの」
と尋ねると、
「ああ、〇はもう、品切れになってしまいました」
と、素っ気なく答えました。
Aさんがあっけにとられていると、シェフはさっさと奥に引っ込
んでいしました。
彼は、怒り心頭で、その場で怒鳴り出したい自分を抑えるので精
一杯でした。
こんな場合だと、はっきりとした〇があるので、何が問題なのか
がわかります。
しかしAさんは反対の立場で、具体的にはなにも起こっていない
し、形に見えていないかもしれませんが、こんなことをしていま
す。
恐らく多くの人たちが、自分で気づかずにやっているでしょう。
Aさんは職場で、〇〇という企画を出して、
「これを、やりましょう!」
と威勢良く言いました。
みんなも「それはいいですね」と賛成しました。
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