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政界大注目の奈良知事選(その2) ~自民幹部が仕掛けた「高市潰し」の闇試合。保守そして日本の興廃、この一戦にあり~

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
 統一地方選挙の中でも、特に大きな注目を集めている奈良県知事選挙、その注目ポイントの一つが、維新が奈良上陸を果たすか否かというものですが、それと関わるもう一つの重大ポイントが、自民党の幹部連中の謀略通り、高市氏が首相候補として潰されるか否か、という点。  今日は、この高市氏の命運問題についてお話ししたいと思います。これは、自民党の命運にも、そして日本の命運にも直結する、極めて重要な問題ですので、是非、最後までじっくりお読み下さい。                         ……  まず、奈良県はこれまで一貫して自民党が推薦する候補が知事に就任しており、(自民党結党以来)「非自民」の候補が知事になったことはありませんでした。  で、その奈良県の自民党、すなわち「奈良県連」(自由民主党 奈良県支部連合会)の最高責任者が、高市 会長です。  そういう状況の中で、今、奈良県に初めて「非自民系」の候補が知事に就任する「リスク」が生じているのです。  なぜなら、自民党系の候補が二名立候補するという「保守分裂」選挙となってしまったからです。結果、自民支持層が二つに割れ、漁夫の利を得た非自民候補が勝利する現実味を帯び始めているのです。具体的には今、下記三名の有力議員が立候補しています。 ・保守現職の荒井氏 ・保守新人の平木氏(元キャリア総務官僚の若手・平木氏、高市会長の奈良県連会推薦) ・維新の木下氏(元生駒市長、外国人参政権推進論者)

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