こんにちは河合薫です。
本メールマガジンでは「健康社会学」を軸に、時にシリアスに、
時に面白く、時にお色気も交えながら生き方・働き方を考える
情報をお届けします。
月末最終号はいつものラインナップを変えて「読者のみなさんの
ご意見」をできるだけ多くお届けします。
たくさんのご意見ありがとうございました。
メルマガではみなさまからの活発なご意見もどんどん反映させ
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デキる男は尻がイイー河合薫の『社会の窓』 Vol.317
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:: 目次 ::
1.今週の裏返しメガネ----ルールはいったい誰のため?
2.ザ・GIRON----「オレにも言わせろ!」
3.近況----また続く
4.体調予報
5.出演情報・著書のお知らせ
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1.今週の裏返しメガネ----ルールはいったい誰のため?
ここでは毎日のさまざまなニュースやトピックスから気になるモノを
取り上げ、独自目線で切っていきます。
ここでしか書けないこともたくさん書きます。
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またもや、日本人の「普通」が刃になる事件がおきてしまいました。
兵庫県姫路市の県立高校の卒業式で、3年の男子生徒が、黒人である父親の
ルーツの伝統的な髪型=編み込みをしたことを理由に、卒業生用の席に着席
することを認められなかったというのです。
生徒は卒業式を「特別な日」と考え、巻き毛である髪質でも整って見えるよう
髪を編み込んだ。これは黒人文化の伝統である「コーンロー」と呼ばれるスタ
イルだそうです。
ところが、学校に行ったところ、「校則に合っていない。高校生の髪形ではない」
と言われ、生徒指導室で約1時間待機させられました。
卒業式が行われる体育館では、他の生徒のいない2階席につれていかれ、名前
を呼ばれても返事しないように念押しされたとか。生徒は「式にいる意味が
ない」と考え、両親とともに式の途中で帰宅したそうです。
生徒の父は米ニューヨーク出身の研究者、母は日本人。
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