見えにくいもう1つのウクライナ戦争
ウクライナ戦争になかなか終わりが見えない中で、両陣営ともに「次なる手」を打ち、攻勢を強めようとしています。ロシアは盟友ベラルーシに戦術核兵器を装備する動きを見せ、西側が強く警戒しています。一方で西側は間もなくドイツ製の戦車が国境近くに配備され、さらにスロバキアとポーランドがウクライナに旧ソ連製のミグ29戦闘機の供与を決めました。
戦闘が一段とエスカレートするリスクがある一方で、西側の戦費負担、経済支援が苦しくなり、金銭面で日本の貢献に期待するようになりました。しかも欧米が金融不安で今後経済が悪化するリスクもあり、西側の事情から停戦交渉へと向かう可能性が出てきました。軍産複合体としてはいつまでも戦争を続けて、武器弾薬の需要を増やしたいのですが、懐事情がこれを許さなくなる可能性が出てきたためです。
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