●「若者の自殺率世界一。韓国の地獄とは?」
前号では、韓国の若者が非常に厳しい状況に置かれているとい
うことをご紹介しました。
韓国では、経済の大半を財閥が握っており、財閥企業に勤めな
い限りまともな給料はもらえません。
韓国ではまともな働き口が少ないので若者の就業率が低く、
25歳から29歳までの男性の三人に一人が就業していないの
です。
しかも韓国の若者は、働いている人の3割以上が非正規雇用です。
つまり韓国の若者は6割近くがフリーターかニートなのです。
が、韓国の地獄はこれだけではありません。
さらにさらに韓国の若者にはつらい状況があるのです。
昨今の韓国は物価が上昇しており、世界でもっとも物価が高い国
の一つなのです。
今の韓国は、世界的に物価が高いとされている日本と比べてそん
色ないか、むしろ高いほどです。
国際金融機関の世界物価調査データでも、韓国のソウルは10位
以内に入っていました。
イギリスの経済誌「エコノミック・インテリジェンス・ユニット
(EIU)」が発表した2018年の世界物価データでは、ソウルは
東京を抜いて世界第6位となっています。
しかも2022年のウクライナ戦争の影響で、世界的に物価が上昇
しており、韓国の状況はさらに猛烈に悪化しているのです。
韓国の若者の多くは、世界有数の物価高の都市で、途上国並の収
入で暮らさなければならないのです。
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