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No.234 フィッティングの際、プロは何を どこを視ているのか? Part 5

ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
 皆様こんにちは。あっと言う間に4月ですね。相も変わらず、私はいったい何をしているのでしょうか?(苦笑)この世に生きた証を何か残せたらと思い、日々生きております。  はい、確かに以前に比べ、具体的には30年ほど前に比べますと私たちの洋服、紳士服に対する興味、またファッション、流行に対する興味など共に薄れてきている気はいたしてはおりますが、人間、裸で日常暮らすことは出来ませんですから(笑)洋服のことは気にしないわけには参りませんね。特に壮年期に入られたという自覚がある皆さんは御自分という一個の人間としての存在を大切にされ、御自身が身につけられる服に御自身なりのポリシーを持って参りたいものです。御自身らしいスタイルと言った方がいいですかね。  従来、これも一般論としてですが、若い世代の男性においては、異性の気を惹きたい、気に入られたいといった気持ちから服飾に関心を持たれる方が多いとされている様に思われていたかと思うのですが、近年においてはその辺、どうなのでしょうか。

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  • ケン青木のニューヨーク流、世界に通じる男の服装・演出術
  • 皆様初めまして、ケン青木です。ニューヨークで紳士服の仕事を始めて26年。世界に通じる紳士服について御一緒に勉強を深めて行きましょう。着物に決まり事が沢山あります様に、西洋の伝統的紳士服にも決まり事はあり、それらを正しく知る、即ち彼らの価値観を正しく理解することなのです。多くはビジネスの相手、他者へ敬意を表すものです。20代半ばを過ぎましたら、自分ではなく他人のため、礼節として御自身の身支度を整えることに是非御心掛けいただければ、と。そのための重要ポイントについて、ファッション・流行とは別の角度からお話して参ります。
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  • 毎月 1日・11日・21日