『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」4月3日号
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『ゼロ秒思考』赤羽雄二の「成長を加速する人生相談」2023年4月3日号
●赤羽雄二の視点:世界基準で活躍する上司になる(その1)●今週の相談
・ChatGPTがここまで進化してしまったら、もう苦労して自分の力をつけるとかではなく、使いこなせばいいのではないでしょうか
・英語を勉強してきましたが、ChatGPTの翻訳力が高く、英語を勉強する意欲がなくなってしまいました。それでいいでしょうか。
・頑張ってチームの成果を達成したところ、一番できる部下を他のチームに抜かれてしまいました。せっかく育てた人材なので、がっかりしています。こういうとき、どう考えればいいのでしょうか。
毎週月曜日発行
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【はじめに】
本メルマガでは、皆さんからの仕事やプライベート上の多くの悩み・質問にていねいにお答えします。メルマガを購読している方なら、どなたでも質問&相談が可能です。(ご質問: akaba@b-t-partners.com )
【『ゼロ秒思考』とは】
『ゼロ秒思考』は、マッキンゼーで14年間、その後も多くの企業、個人を支援してきた私が生み出した独自のアプローチです。
「メモ書き」によって思考と感情の「言語化」に慣れ、強化することで、どんな人でも確実に頭がよくなり、心が強くます。くよくよしなくなります。何をすべきかがわかるので、行動も早くなります。
20数年にわたって改良し、内外で実践していただいた結果、10万人以上の方に効果を実感していただいています。
誰でも、どこでもできて、お金もほとんどかからないシンプルな方法ながら、効果は絶大です。実践された方々からのコメントの一部を紹介します。
「明らかに日々の思考量や行動量が増えた」
「打てば響くような会話ができるようになった」
「オリジナルな企画書をすぐに書けるようになった」
「自分に自信がついた」
「気持ちを素直に伝えらえるようになった」
本メルマガは、この『ゼロ秒思考』をベースに、皆さんの悩みに答えていきたいと思います。
赤羽雄二の視点: 世界基準で活躍する上司になる(その1)
1.こんな上司では到底生き残れない
私の周りを見まわすといろいろな上司がいる。
グローバルはおろか自分の会社ですら、自分の明日がおぼつかない上司である。どんな上司がいるか……見てみよう。
タイプ1 あいまいな指示しかしないダメ上司
多くの上司があいまいな指示しかせず、上司が何を求めているか部下が察するべきだとでも考えているようだ。部下は上司に比べて数分の一以下の情報にしか接することができないし、上司の気持ちなどわかりようもないので、想像ベースで仕事をすることになる。
その間のストレスは並大抵のものではない。当然のことだが、手探り状態で推察して、上司の希望するように仕上げることは到底できない。
タイプ2 部下を水に投げ込み、自力で泳ぐことを期待するダメ上司
部下にむずかしい仕事を与え、ほとんど支援もせずに、自力でやり遂げることを求める上司もいる。部下をまず水に投げ込んで、自分で泳ぐことを期待する上司だ。
部下の力が十分にあり、経験も積んでいれば大して問題もないが、実際は、慣れない部下でも突き落とす。そういう扱いのほうが部下が育つと勘違いをしている。
タイプ3 部下は上司のために存在する、仕事すると考えるダメ上司
「部下は上司のために存在する、仕事する」と考える上司も非常に多い。何を勘違いしているのか、部下のプライベートまで含めて自分がすべてコントロールできると考えている。
多分、部下は自分のために存在すると考えている。部下の気持ちに何の配慮もない。考えてみることすらしない。こういうタイプに限って自分の上司にはぺこぺこし、自分の部下には威張る典型的な弱虫上司だ。
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