欧米の「個々の銀行の信用不安」はシステミックな信用危機には
発展することなく、「銀行の信用不安」はひとまずは峠を越えたよ
うです。
3月9日にシリコンバレー銀行が破綻してから、およそ3週間。
3月27日から内外の株式市場にもリスクオンの流れが戻ってき
ています。
4月は3月同様にアメリカ株式市場が上昇しやすい時期です。
S&P500の月次パフォーマンスは、1950年から2020年
の70年間の過去平均で、「3月の1.0%増し」に続いて、「4
月はおよそ1.6%増し」です。
愛読者の皆様は、是非とも「4月も、3月に引き続き強気継続」で
行きましょう!!♪
ただし、5月・6月のアメリカ株式市場は「季節アノマリー」とし
てはほぼ「横ばい」の季節。
7月のアメリカ株式市場はサマーラリーが巻き起きることが多く、
過去平均では「前月比1.1%増し」です。
しかしながら、8月・9月は前月比ではマイナスになる年が多い
です。
「アノマリー」とは、「科学的に立証されていないものの、広くマ
ーケット関係者に信じられていること」です。
2023年の場合も、「銀行の信用不安」が再び台頭したことを理
由に、あるいは「アメリカ経済の深刻な景気後退入り」懸念が台頭
したことを理由にしてアメリカ株式市場を売り浴びせたい人々は、
当然ながらこういった「季節的なアノマリー」を利用してくるこ
とでしょう。
内外の株式市場では、5月以降の弱含みと、8月以降の夏枯れ相
場に要注意です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
●アメリカ経済はこれから普通の不況に入って行き、来年202
4年には不況を脱するだろう。
●内外の株式市場には、勢いよく「リスクオン」の流れが戻ってき
ましたね!♪
●S&P500および内外の株式市場は、4月も上昇することでし
ょう。
S&P500の目標株価は、
4月末日は、4,175ポイント(前月比1.6%増し)。
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