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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2023.4.5号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『チグハグ政策02 少子化とGDP』
◆なぜ「危機だ」と嘘をつくのか?日本が目指すべき真の経済発展
◆政府は現実を知っていながらも…矛盾が多い政策ばかりの日本社会
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『チグハグ政策02 少子化とGDP』
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◆なぜ「危機だ」と嘘をつくのか?日本が目指すべき真の経済発展
少子化の問題を真正面から取り組んだ評論を前週に書いたが、実は日本政府が
言っている少子化問題はもっとレベルが低く、日本国民の幸福とか、人間とい
う視点がないので、触れなかったが、ここで「少子化とGDP」という表題で、
今、政府が進めている矛盾だらけの少子化問題に視点を置いて整理をしたい。
前回に述べたように、日本の人口は1億2千万人で、人口密度は先進国ではと
びぬけて多い。従って、日本の将来の適切な人口というと3千万人から8千万
人の中で合意をすることはできる。そうなると平均寿命が100歳として年間
30万人から80万人となり、2022年の出生数80万人は、特に問題にす
るほど危機的ではない。でも政府も専門家も「危機的だ」と言って財政出動を
使用としている。
なぜだろうか?
「人口が減るとGDPが減る」ということで「経済発展するためには人口を無
限に増やさなければならない」という錯覚があるからだ。一人当たりのGDP
が同じなら人口が増えればそれに沿って日本のGDPが上昇する。それを経済
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