OPECプラス追加減産の含意
OPECプラスは4月2日会合を開き、5月から日量116万バレルの追加減産をすると決めました。これを受けて3日の欧米市場では原油価格が5ドルほど上昇し、WTI先物は80ドル台に乗せました。
この背景に何があったのでしょうか。3月10日には中国の仲介で、これまで国交を断絶していたイランとサウジアラビアが国交を回復し、シーア派、スンニ派という宗派を超えたイスラム連合が成立しました。また25日にはEUがこれまでのエンジン搭載車の35年以降販売禁止の方針を条件付きで撤回しました。今回の減産強化の含意を探ってみましょう。
「ロシア支援に米国が反発」
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