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貞子第二メルマガ:この夏、「マネーの大脱走」が本格化して 株式市場は「二番底」を探る展開へ?

藤井まり子の資産形成プレミアム・レポート
  • 2023/04/07
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今後「マーケットが脆弱(ぜいじゃく)になりやすい5月から 9月」が近づくにつれて、「新たなリスク」が注目され始めていま す。 その「新たなリスク」とは、「0.5%にも満たない低利の銀行の 預貯金からのマネーの大脱走」リスクと、「弱気相場からなかなか 抜け出せないでいる株式市場からのマネーの大脱走」リスクと いう、2つのルートを通じての「マネーの大脱走」リスクです。 ここ1年間、パウエルFRBがびしばし政策金利を引き上げてきた ので、アメリカの政策金利は今では4.75~5.00%の高さと なり、アメリカ国内の3か月物や6か月物の政府短期証券(=短 期のドル国債のこと)の利回りは5%に限りなく接近しています。 結果、マネー・マーケット・ファンド(MMF)を始め、政府短 期証券で運用する短期金融商品の利回りも、「無リスクなのに 4%を超える高さ!!!」になっています。 この「無リスクなのに4%を超える利回りの高さ!!!」は、弱気 相場から抜け出せない株式市場にとっても、0.5%に満たない ような低利回りの預貯金しか提供できない地銀経営にとっても、 驚異的な高さなのです!!!! 今後のアメリカでは、低利の銀行の預貯金から、あるいは株式市 場から、この「無リスク・高利回りの短期金融商品」めがけて「マ ネーの大脱出(大移動)」が巻き起きる可能性がとても警戒されて いるのです。 銀行の低利の預貯金から「マネーの大脱走(大移動)」が本格化す れば、銀行経営がますます悪化、さらなる貸し渋り・貸しはがしが 増えて景気をさらに冷やし、再び「地銀の信用不安」が巻き起きる かもしれません。 株式市場から「マネーの大脱走(大移動)」が本格化すれば、株式 市場は大幅下落します。 「株式市場が弱気相場からなかなか抜け出せない中で、ふとあた りを見渡せば、MMFなどに資金を預ければ、無リスクで年間利回 りが4%以上もゲット出来る」ことに人々が気づき始めれば、 「何が悲しくてリスクを冒してまで株式投資をしなければならな いのか????」といった素朴な疑問が、投資家の間で巻き起き ても不思議ではないと、市場関係者は大変懸念しているのです。 かくして、市場関係者の間では、今年5月から9月にかけてのど こかの地点でアメリカ株式市場が再び「二番底」を探る展開にな るのではないかと、今からとても心配されています。     ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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