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武田邦彦メールマガジン『テレビが伝えない真実』
(2023.4.12号)
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《今週の目次》
■武田邦彦のメルマガ集中講座
『チグハグ政策03 漁業と温暖化』
◆悪いことをしている自覚のないウソにまみれた日本の環境政策
◆知らないフリをする政治家たち。日本人がまず考えるべき温暖化のこととは
■なんでも質問コーナー
■インフォメーション
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https://www.mag2.com/archives/0001571196/
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■武田邦彦のメルマガ集中講座
『チグハグ政策03 漁業と温暖化』
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◆悪いことをしている自覚のないウソにまみれた日本の環境政策
現在の日本の政策は、中央でも地方でもチグハグだ。それは基本的な日本の将
来のことを考えずに、目先のこと、国民がなんとなく良いと思うことを政策に
しているからだ。
その典型的なものが都知事が考え付くとんでもない環境対策で、環境を悪くす
る人たちを保護し、努力している人にペナルティーを課するという思想だ。そ
の一例が、「カリブ海のカメの鼻にプラスチックのストローが刺されていたの
で、プラスチックの使用を制限しよう」というような荒唐無稽な政策だ。
カリブ海のカメのストロー事件の原因は二つ考えられていて、一つが西太平洋
で中国船が船のゴミを捨て続けていたので、ゴミのうち海に沈まないプラスチ
ックが海流に流れてカリブ海に行ったという説と、もともとこの事件はヤラセ
で、アメリカの環境運動家が学生を数名連れて行ってカメの鼻に無理矢理、ス
トローを刺し込んだという話がある。
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