◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「小島嵩弘のパウダールーム」(2023年 4月 12日 第 615号)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
2023.4/12
4/7(金)「縦歌の会」
久しぶりの開催だった。いつぶりかわからないくらいの「縦歌の会」。
「縦歌」とは?
コロナ禍になりライブが全くできなくなった時、スタジオや家からの配信ライブに切り替えた。
配信は手軽さも手伝って最初の頃は、携帯からお届けする事が多かった。
この頃のスタジオもまだ配信を始めたばかり。配信をやっていないスタジオもあった。
オレ自身は常に手探り状態。
同じ時間にスタジオでミュージシャンたちがこぞって同時に別スタジオから配信を始めると、
ただでさえ画像にタイムラグが出るのにスタジオの配信動画は少し固まったりして、不便さも体験した。
そして配信を始めた一番最初(どこから配信したか覚えていないが)携帯の画面から配信をした。
その時画面がどうしても横長にならなかった。
携帯を縦にしても横にしても画面が「縦」になったままだった。
もう本番までの時間がなくて、結局縦の画像のままで配信をした。
両サイドには黒く太いラインが入ったままでの配信で、今考えても恥ずかしくなる。
それから配信をする回を「縦歌の会」と勝手に命名して、
それがだんだんトーク多めのライブというカテゴリーになっていった。
ライブでいつも悩みどころが歌とトークのバランスだ。
歌を多めにやれば ”もっと喋って” と言われ、トークを多くすれば ”もっと歌え” って言われ、
どうしたら良いのか?それが迷いどころだった。
そしてこの「縦歌の会」の開催をしてから、「トーク多め」ってコンセプトにしたらクレームが止んだ。
この会はお客さんもある意味自由で、ライブで話をしている時など、
飲み物を買いに行ったりトイレに立ったりしても、全然気にしなくてよいようなパッケージになっている。
だからか?いつも会場の雰囲気は柔らかい。
4/7(金)歌い始めると、「やっぱりいいなぁ。やっぱライブだ!」心がそう言った。
ライブになると歌いたくなってしまう体質らしい。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)