□■□ 石原加受子の実生活に使える「意識のお話」 □■□
「自分中心心理学」は、自分を愛するための心理学です。
「自分を愛する」には、自分を核とします。
可能な限り自分の心に寄り添い、自分の心を裏切らない。
そして、自分の心を満たす。
そうなれば、自分の「願い」は、ストレートに叶います。
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□■【石原加受子】「自分中心」って、なんとなくは理解できるけども(1) ■□
(その瞬間の感情が重要)
「自分を中心にする」と言うものの、誤解している人も少なくな
いでしょう。
というよりも、ほとんどの人が誤解しているかもしれません。
そもそも、
「自分を中心にする」ということをどう解釈しているのか。
その解釈によって、受け止め方もそれぞれでしょう。
「自分の感情を基準にする」
私の感情を基準にする」あるいは「優先する」という言い方する
ときの、「私の感情」というのは、「今、目の前の私の感情という
ことです。
ここがほんとうに、重要なのです。
けれども、恐らくほとんどの人にとって、「今、目の前で起こっ
ているその瞬間の私の感情」に気づくというのは非常に難しいこ
とだとも思います。
(理想は、瞬間瞬間の自分の感情に気づく。
自分を観察する、という言い方もできます。
意識の進化という点では、常に自分の心や感情や思考を観察す
る、というふうに自分のほうにベクトルが向いていきます。
自分のほうにベクトルが向くと、人によっては内にこもるような
印象を抱く人もいるかもしれません。けれども、それは違いま
す。逆に意識は拡大していきます。)
それはともかくも、例えば、
「私は金持ちになりたい」
という欲求があるとしましょう。
このとき、「自分の欲求を満たす」のが自分中心だという解釈を
すれば、その目的を達成するために、
「手段を選ばない。人のものを奪ってでも、騙してでも、達成
する」
となってしまうかもしれません。
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