ただし…斎藤氏はおそらく、当方や安倍さんの主張の内実を全くご存じなく、単なる表層的な思い込みで「反発」「反論」されているように思われます。
例えば、彼はこう述べています。
『「金利がタダなら、どんどんお金を借りて、国民のために使えばいいじゃないか」「どれだけ赤字国債でも、国内で調達できている限りは大丈夫だ」このような考え方が政界に蔓延したため、財務省の説得もむなしく、国家の歳出はどんどん膨らんでいきました。今や財政再建を真剣に唱えている政治家は、ごく少数になってしまいました。』
この文章を読んだとき、当方は齋藤氏に対して少々恐縮ですが、誠にもってうんざりする心持ちになってしまいました。
もちろん、我々いわゆる「積極財政派」は、金利が低かったり、国内で調達できる限りは「お金を借りる余地はまだまだある」とは主張しています。しかし、齋藤氏は、我々積極財政派が「国債に規律など不要だ!」と主張しているかのように記述していますが、それは完全なる「濡れ衣」です。そんなことは一切主張していないのです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)