バタついて、他の音に変わる場合

■━━━━━━━━━━ 2023.04.17 【有料版】 「英語で学ぶ」を通して英語を学び直す ───────── 第782号 ■◆■ こんにちは。 「なるほど！！」に徹底的にこだわる アハ！モーメンツの母袋（もたい）です。 このメルマガは、 日本生まれ日本育ちの観点で、 英語力のブラッシュアップに役立つ 話題を取り上げています。 このところ、 「英語の音変化」について書いています。 今までに出てきた 「リンキング」（結合）と 「リダクション」(欠落)に続いて、 「フラッピング」（flapping）についてです。 もとになっている動詞“flap”は、 「（翼などが）バタつく」という意味です。 従って、 音変化に於ける“flapping”は、 音がバタついて他の音に変わってしまう事です。 具体的には、 アメリカ英語の [t]の音で起こり、 [d]の音、或いは、 日本語の「ら行音」に近い音に変化します。 この現象には次の2つの条件が必要です。 1）[t]が母音で前後を挟まれている。 2）[t]直前の母音にアクセントがある。 例えば、 “letter”の場合、 「レダー」もしくは「レラー」 という感じの