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Vol. 2『日本は若者の自殺率が先進国で第一位という状態がずっと続いている現実』2023/4/16号

小杉沙織の「NPO代表が見てきた若者支援の現状と闇、そして若者たちの叫びと本音」
かれこれ10年間、こうした若者の生きづらさや希死念慮について、社会に訴え続けてきたけれど、若者の自殺率は減るどころか増え続ける一方。 「死にたいと生きづらさを抱える若者へ」とメッセージを発信しLINEのアカウントをブログやSNSに公開し相談活動を始めたのは11年前。 その頃は、どれだけ訴えても「そんな子はいるんですか?」と言われてきましたし、当時は私を応援してくれてた経営者さんが、テレビ局の人に私を紹介してくださっても「良いことしてるとは思うのですが、テレビで取り上げるにはテーマが重たくて…すみません」と何度も言われたものでした。 どれだけ若者たちのケアを訴えても、みんな目を背ける…見ないようにする…そんな時代が続いていました。 流れが変わったのは、2018年に起きた座間市でのバラバラ殺人事件からで、Twitterで死にたいと言ってる子を呼び出して何人も惨殺するという事件から「そんなに死にたい子がいるのか」とやっとメディアが取り上げるようになったのです。 その時に一斉に世の中がLINE相談を取り入れるようになり、長くLINE相談をしていた私は日経新聞さんから「一番長くLINE相談をしてるのは岡田さん(当時の苗字)でした」と取材依頼があったのもこの時でした。 ただ、この時に私自身は「結局世の中は利権なんだ」と思うような出来事を知るのですが…(この話は次回に)

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  • 小杉沙織の「NPO代表が見てきた若者支援の現状と闇、そして若者たちの叫びと本音」
  • 自身の壮絶な体験を元に10代の若者支援に長年携わってきたNPO代表の小杉沙織が、今ようやくネットで明るみになった支援団体の闇に対して、自身が見てきた体験を元にNPOや支援団体の椅子取りゲームなどの実情、そして実際に今の若者たちが抱える悩みや本音、心の叫びを赤裸々に発信し、また生きづらさを抱える若者たちの対応方法なども伝授するメルマガ。 活動を通じて少年院を出た少女を養子縁組し、その出会いの中で体験した貧困ビジネスの闇や、世の中から弱者と呼ばれる若者達を取り巻く環境などについても発信していきます。
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