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『テロ多発社会』~岸田・安倍・宮台教授襲撃事件が示唆する政府の信頼性「溶解」が導いた「私的暴力の蔓延」という悪夢(後半)

藤井聡・クライテリオン編集長日記 ~日常風景から語る政治・経済・社会・文化論~
 ちなみに、先日ご一緒した日本政界の重鎮中の重鎮、元警察官僚の亀井静香氏も、宮台先生や我々クライテリオン編集部と全く同じ事をおっしゃっています。  昨日発売になったクライテリオン最新号の特集『「岸田文雄」はニッポンジンの象徴である~依存症のなれの果て~』におきます座談会での亀井氏の以下のご発言です。 https://www.amazon.co.jp/dp/B0BYYQZMNK  以下の亀井発言は、岸田氏がサミットでバイデンらを広島のみならず長崎まで連れて行って、追悼させるという話がでていますねという事を申し上げた当方の言葉へのご返答です。 『亀井 あの原爆は人体実験だよ。広島と長崎では種類が違うんだから。そうした所に、バイデンが謝罪の気持ちもなく足を踏み入れるようなことを岸田はさせたらいかんよ。そんなことやったら普通の国ならテロが起きるよ。  これからは、下手をしたらテロの時代に入るよ。議会とか労働組合とかの集団が世の中を正す力を持たなくなってきたからね。今の連合なんて、労働者の利益を代表して経営者と交渉していますか。ストもしていないでしょう。 かつて京都のUAゼンセン(繊維・化学・流通サービス業などの労働組合が加盟する組織)に招かれて行った時、「あなたたちの組合でスト権を確立した経験があるのはいるか?」と聞いたら、一社だけだった。労働組合の幹部が本当に社員のために経営者と交渉しようと思うなら、スト権を確立しなきゃならんでしょう。そのうえで勝負に行かないと、すべてを持っている経営者にはかなわないよ。

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