メルマガ読むならアプリが便利
アプリで開く

日刊 大石英司の代替空港

日刊 大石英司の代替空港
日刊 大石英司の代替空港 ▲▽平和の配当の終焉▽▲  本日から生活リズム調整フェーズ。就寝前のタイマーセット更新です。昨日が 新聞休刊日だったにしてはニュースが多い月曜でした。 ※ ウクライナ戦争で幕を閉じた「平和の配当」の時代  Wedge ONLINE https://wedge.ismedia.jp/articles/-/29976  これは凄い読み物! >・西側民主主義国は再度軍備拡充に舵を切ったが、今後福祉など、他の分野へ の資金配分との困難なトレードオフが発生する >・「平和の配当(平和の結果国防費以外に支出を振り向けられた)の終焉」 >・冷戦終結以降の西側における国防に対する投資の落ち込み・停滞が、今日の 事態を招いた一因 >・米国の国防費がNATO加盟国の国防支出総額の約7割を占めるという状況は、 防衛上の問題以前に米国の国内政治上持続可能ではなく >・バイデン政権はこれまでインフレ率を下回る国防予算しか提案しておらず、 それを増額しているのは議会側 >・西側政府が認識しつつある通り、兵器技術進歩で近代戦のコストは大きく増大した。 >・「西側政府は新たな軍拡が何を意味するかにつきまだ国民に説明を始めてさえいない」  もう涙チョチョ切れするような明快な解説です。残念だけど、平和の配当だっ た高福祉(日本では事実上高度成長期から継続した)とのトレードオフを迫られている。  両方は得られないと覚悟しないと、福祉も防衛も、そして国民も共倒れすることになる。  そして、無視できないのが、技術革新のせいで、兵器がべらぼうに高価になっ ていることです。スタンダード・ミサイルのSM3なんて下手すりゃH3ロケッ ト一基分のお値段ですよ。SM2を代替するSM6なんてまともな本数買えるの だろうか。たかが汎用ヘリが数十億するのが当たり前になった。  米帝のパワーや影響力低下もあり、われわれは冬の時代に向かおうとしている。 しかし避けて通れない。政府は、それらの事実を国民に正直に訴えるべきです。 ※ 麻生氏「戦える自衛隊に」 安保環境の変化踏まえ https://news.livedoor.com/article/detail/24074056/  自民党は、米帝の力が衰えていることも正直に国民に訴えるべきよ。 ※ 岸田内閣の支持率10P爆上がりのナゼ…少子化対策の国民負担増には「6割がNO」なのに https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/321649 *内閣支持率47%に上昇、7か月ぶりに不支持を上回る…読売世論調査 https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230417-OYT1T50156/ *岸田内閣支持率が45.3%に上昇 ANN世論調査 https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000295660.html  マスゴミさんは報道しない権利を行使して、政権の支持率が上向いていること は報じても、立憲の<なけなしの>支持率が引き剥がされているという事実はひ っそりとしか書かない。  小西議員のような国会の追及のあり方に国民がうんざりしている事実に、立憲

この続きを見るには

この記事は約 NaN 分で読めます( NaN 文字 / 画像 NaN 枚)
これはバックナンバーです
  • シェアする
まぐまぐリーダーアプリ ダウンロードはこちら
  • 日刊 大石英司の代替空港
  • 作家・大石英司が日々の出来事に関して alternative な視点を提供するマガジンです。政治経済軍事からヲタ他の柔らかい話題まで扱っています。 原則として、毎日発行です(今は月2回、日曜のお休みを貰っています)。契約上は、土日祝日及び、日本の労働習慣に照らして妥当と思われる日数の定休日を頂戴することを明言しております。 システム上、「不定期発行」となっていますが、設定を「不定期発行」にしないと、土日のお休みや、発行者の病気等によって、突然休んだ場合に、システムが事故発生中と判断して、最悪の場合、発行できなくなる恐れがあるからです。
  • 550円 / 月(税込)
  • 不定期