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辛坊治郎メールマガジン 第631号 4月21日発行「日本の放送制度2」

辛坊治郎メールマガジン
────────────── 目次   1.日本の放送制度2   2.ハイパー駄洒落クリーター  N氏のダジャレ日記 3.週刊物欲情報 4.近況 5.編集後記 ──────────────  先週、 日本とアメリカの放送の 成り立ちについて書きました。 今回はその続きですが、 今回だけ独立して読んでも 理解できるように 書いてゆきます。  田中角栄は 38歳で郵政大臣に就任しますが、 郵政省が持っている 放送免許を付与する権限を フルに使って 田中派の勢力を拡大してゆきます。 「お札を刷る免許」 であった放送免許は 地方の財界で取り合いになります。 郵政省の方針で 各県地上波テレビ局4つ という大きな方針がありましたから、 放送局を始めたいという 有力財界人が 5人以上いる地方の場合、 調整が必要になります。 複数の財界人が経営する 複数の企業で グループを作らせるなどして、 放送免許を割り当てて行くのです。 現在、 いわゆるキー局、準キー局の 最大株主は どこも皆大手新聞社ですが、 地方局の中には、 地元のラブホテルチェーンが 大株主の局もあります。 1980年代に

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  • 辛坊治郎流ジャーナリズムの基本、「FACT FACT FACT」をキーワードに、テレビや新聞では様々な事情によりお伝えしきれなかった「真実」を皆様にお伝えします。その「真実」を元に、辛坊治郎独自の切り口で様々な物の見方を提示していきたいと考えています。 2021年8月には太平洋単独往復横断を達成しました。航海中に起こった出来事、考えたことなど、ここでしか読めない情報も配信します。どうぞお楽しみください。
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