マーケットの長期的視点と短期視点
おはようございます
ようやく少し具合がよくなってきた角野。少し、学んだのは風邪をひいたのは「疲れ」で免疫が落ちたため、というご意見をいただきました。確かに多少、疲れていたのですが、体力自慢の角野、自身の体力を侮っていたのかな、とは思う。ちがーーーーーーう、とは周囲の声。おめぇーは電気代をケチりすぎなんだよ、風邪ひいたときにエアコンいれねぇーだろ、気温差が疲れと免疫の低下を生むということを知っていて、
なぜ、春の気温差に体をさらすんだ(@ ̄□ ̄@;)!!とのこと。たしかに、そのとおーーーーーーーり、のこと(笑)。私が頻繁に風邪をひくのは風邪ひいても気温差のお天気に体をさらすこと。つまり貧乏性、ということです。かなり、この指摘には納得しました(笑)。でも、大して暑くも、寒くもないのにエアコンを入れるのにはかなりの罪悪感があり、できないでしょう。ということは根っからの「貧乏性」だね、と嫌味な周囲・・
・。いや、昭和の時代遅れの男だよ、とのこと。おいおい、そこまでは言いすぎだよ、とは思うのですが・・・
■長期的視座と短期的視座
ロジカル、論理的でない人に共通していることは、短期的視野と長期的視野の区別ができないこと、絶対値と相対値の区別がつかないこと、などを今まで当メルマガでは指摘しています。私もそうならないように、事実や推測を区別して書いたり、上記のこと分けて書くように腐心をしているのですが、できているか、どうか、とは思うことは多々あります。
そして判断は自分に都合のよい判断をしていないか? と常に自分自身に問うようにしています。
今まで、いろいろなことを記してまいりましたが、読者のみなさんが、混乱しているのではないのかな、と思い、まとめ、を最近記すようになっています。今、懸念しているのは、自身の書き方が拙く、長期的視点と短期的な視点を上手に説明できているのか、という点が不安になっていますので改めてご説明させていただければ、と思います。
■長期的な視点
長期的な視点は、コロナ復興はこれからが本番で、まだまだ楽観の時代は続く、と考えています。
株式でいえば「買い」の時代であり、みなが大騒ぎするようなリーマンやコロナ級の下げは現時点では心配がない、と考えています。2-5%程度の下げはあるでしょうが、大きなものはないだろうね、とは思っています。
ところが3月から始まったSVBフィナンシャルに端を発する金融不安によって、米経済、ひいては世界経済が停滞する可能性がある、ということが出ただけの話です。この金融不安の原因は融資金利と預金金利の逆さやによって発生しているものであり、この不安は長引く、ということです。
世界や米経済を揺るがすというと、JPモルガンやCITI、ウェルズファーゴなどの巨大金融機関に注目する方が多いのですが、これらの大手行は預金金利と融資金利は順ザヤで、逆さやにはなっていないので、危機が発生しようがありません。一方で中小、零細銀行のサヤは逆になっている可能性が高く、その逆さやの間に銀行資本はどんどん傷んでいくことになります。その結果が、どうなるかは誰にもわからない、わからないけど、銀行の収支が悪化しているのは明かなので、見てみないフリはできない、ということになります。
ただし、株価というのは高騰するから暴落があるのであり、現在は年間で3-5%安い状態では急落はデータ上ありえない、と言っているのです。ただ、不安心理が不安を呼び込み、急落する可能性があるので、これをウォッチすることは大事なことだ、と言っているのです。
要は、基本は楽観路線だけど、3月から金融不安というリスクが出ているよ、ということです。
この記事は約
NaN 分で読めます(
NaN 文字 / 画像
NaN
枚)