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FROM LA TO JAPAN
  • AJ
  • 2023/04/25
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アメリカには多くのリアリティーショウたるテレビ番組がある。 ネット配信でもそれらは多くON AIRされているのでちょこちょこと見ているのだが・・・。 先月「振付師」のナンバーワンを決める選手権の様子をテレビで見た。 十数人の名乗りを上げた振り付け師の挑戦者者が、10人程度のダンサーを使って「テーマ(課題)」にそったダンスの振り付けを競う。もちろん、振付師もダンサーたちと踊るのだ。 一回戦はダンサー数十人、勝ち抜いていくごとにテーマも変わってダンサーの数は100人とハードルが高くなる。 10人のダンサーをまとめるのと、100人のダンサーを束ねるのとでは振付師の技量が変わってくる。 チームワークが無ければ、振り付けは良くともグダグダのフォーメーション。 現役ダンサーを含む審査員たちの評価でどんどん落とされていくといういわゆる「勝ち抜きトーナメント」。 その戦いに挑んだ振付師の中に一人だけ「オーバーウエイト」つまり太った黒人女性がいた。 彼女がなぜ、このトーナメントに出場したのか?司会者の女性は彼女にコメントを求めた。 その太った振り付け師は、 「自分の見た目を臆することなく、何事にも堂々と自分を偽らずチャレンジすることで、自分のようにコンプレックスを抱えてる人に勇気を与え、 可能性を見せつけたい」とコメントした。 そのコメントを聞いた審査員、その場にいた観客たちは多いに沸いた。 拍手喝采で、皆が彼女を応援した。 と、ここまでは「美しい」。 ところが、彼女は一回戦で敗北。審査員たちの評価も結構な酷評。 「体が大きいのだから、もっと大胆にステージを大きく使うべし!」 「パフォーマンスのキレが悪い」などなど容赦ない・・・

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