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国際戦略コラム NO.p0764 ???
http://www.asahi-net.or.jp/~vb7y-td/ ???
2023.04.23 ???
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ウ軍の大攻勢開始か
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ウ軍の大攻勢が開始したようであるが、夏に本格的な攻勢を行うよ
うである。今後、どうなるのかを検討しよう。 津田より
0.米国と世界の状況
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NYダウは、コロナで2020年3月23日に18,591ドルまで急落したが、
2022年1月4日に36,799ドルと最高値更新となり、10月10日は29,202
ドルで2022年年初来安値となり、4月14日は33,886ドルで、17日は
100ドル高の33,987ドル、18日は10ドル安の33,976ドル、19日は79ド
ル安の33,897ドル、20日は110ドル安の33,786ドル、21日は22ドル高
の33,808ドル。
先週、株価は少し下落した。企業の決算発表で減益や将来の売上げ
減を見込企業が多かったことによる。それと、5月0.25%利上げを見
込むが、それで終わり、年後半には利下げに転じると、市場は見て
いる。金利水準は高く、企業の資金繰りが心配な状況である。
この状況でも、株価が維持で来ている背景には、大統領直轄のPPTが
ある。株価下落防止の委員会であり、バフェットも出席している。
このPPTが投資銀行に、特定銘柄の先物の買いを指示しているともい
う。このため、株価が上昇したのは、8銘柄から20銘柄しかない。
それに伴い、ショートポジションの買戻しも大きいようである。
そして、4月の米非製造業PMIは53.7で、製造業PMIは50.4と景況感指
数が50を上回っているので、リセッション入りは少し遅れることが
わかるし、そのため5月0.25%利上げを行うことは確実になった。よ
って、景気後退は少し遅れることになる。
しかし、イエレン財務長官は、暗に利上げを中止するべきであると
述べている。これは、銀行の資金流出が続いているからで、貸し渋
りが起きて、景気を冷やすためだ。しかし、株式市場は超楽観的で
ある。
そして、F&Gインデックスも66で欲望のレベルにいる。ハイイールド社債
ETFは下落していているが、VIX指数も16.77と低い。
米国市場はぬるま湯に浸かって、市場から出られない状況のようで
ある。
世界は米国離れが進んでいる。ドルから金にシフトする動きが活発
化してきた。
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